JAF(一般社団法人日本自動車連盟)愛媛支部(支部長 岡 豊)は、2018年度(18年4月~19年3月)に「外国運転免許証翻訳文」を184件発行いたしました。
JAFは、日本国内を運転する機会が増えている外国人ドライバーをサポートします
外国人が日本国内で自動車等を運転する際に免許の切替が必要です。JAFでは、必要書類の一つである「外国運転免許証の日本語による翻訳文」を発行しています。2017年度(17年4月~18年3月)の149件と比べると35件増加(前年同期比:123.5%)しており、外国人が車両やレンタカーなどを運転するニーズや必要性に応じて翻訳文の発行を申請する機会が増えていると言えます。

JAF愛媛支部で2018年度中に「外国運転免許証翻訳文」を発行した上位10ヵ国の表です。前年度から増加した上位3ヵ国は、中華人民共和国(+16件)ベトナム社会主義共和国(+11件)フィリピン共和国(+10件)とアジア圏の増加が目立ちます。

同じく、JAF愛媛支部で2018年度中に「外国運転免許証翻訳文」を発行した全184件の地域別構成比を表した円グラフです。アジア圏からの申請が60%以上を占めています。
JAFでは、日本国内で自動車等を運転する機会が増えている外国人ドライバーに、日本の交通ルールを理解してもらうために、外国語版「交通の教則」(英語・中国語・ポルトガル語・スペイン語)を発行・販売しており、交通事故の防止を図っています。
また、インバウンドなどがレンタカーでロードサービスを利用する際に使用できる「レンタカー会員制度」を2017年4月1日から開始しています。それに先立ち、2016年6月1日からはロードサービス救援電話における通訳サービスを開始しています。対応可能な言語は英語、中国語、韓国語など全12ヶ国語で24時間365日対応しています。
JAFは、訪日された外国人ドライバーがストレスなく安心して運転を楽しめるように、これからも様々なサービスを展開していきます。