もうすぐバレンタインだが、この時期女性たちにとって定番のイベントが、「サロン・デュ・ショコラ」。毎年多くの人が押し寄せるこのチョコレートの祭典が、今日から28日までの6日間、伊勢丹新宿店で開催されている。今年も世界トップレベルの70以上のショコラトリー、ショコラブランドが参加しているが、今回は中でも特にオススメの商品10個を選んでみた!
<インパクト大の人気商品>
・ファブリス・ジロット「ウーズ・アール グラマー(5個入)」 (2625円、トップ画像)
26歳で、当時史上最年少のM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を取得し、最高のショコラティエの1人と評されるジロット氏のチョコ。昨年のサロン・デュ・ショコラで大好評を博した商品がパワーアップし、今年はさらにキュートな衣装で登場!
・オテル・デュ・キャップーエデンーロック「アソート カプセルショコラ(5個入)」(2730円)
不況で暗い世相を忘れ、楽しい気分を味わってほしいというメッセージが込められているこの商品。思いやりを詰めた2層のショコラのカプセルで、ビビッドなビタミンカラーもカワイイ!
・セバスチャン・ブイエ「ハローキティ ルージュ ア レーブル(1本入)」(1050円)
昨年大ヒットしたルージュのショコラがバージョンアップ。今年はキティちゃんの大好きなリンゴのフレーバーになっている。キティちゃんファンの女性への「友チョコ」としてオススメ!
・ジャン=シャルル・ロシュー「カルーセル ヘーゼルナッツ・プラリネ(405g・削り器付)」(6300円)
「ミッシェル・ショーダン」などの有名レストランでの経験を経て2004年に独立したロシュー氏のチョコは、何と削り器付き!一度削るとついついクセになってしまう、人気の一品だ。ヘーゼルナッツ・プラリネのみ(3150円)もアリ。
・ベルナール・ロワゾー「アソート バラードアンブルゴーニュ(4個入)」(2100円)
ロワゾー氏は、2006年、26歳で「ベルナール・ロワゾー」のシェフ・パティシエに就任した人物。2009年度から連続して「C.C.C.」(ショコラ愛好家の会「Club des Croqueurs de Chocolat)」の4タブレットを獲得した、ブルゴーニュの新鋭。黒トリュフ、黒ぶどう、ニワトコの花、モミの木など、ブルゴーニュの森をイメージしたBOXは、葉っぱの模様がかわいらしい。
・パリセヴェイユ「ソーシソン オ ショコラ (180g)」(1301円)
15歳から修業をはじめ、「ラデュレ」、「パトリック・ロジェ」などパリの名だたる名店を渡り歩いた金子氏の作品は、まるでソーセージのような形。イチジク入りと、オレンジ&生姜入りの2種類。
<“和モダン”テイスト>
・パティシエ エス コヤマ「C.C.C.デギュスタシオン No.5 2012」(1501円)
フランス人以外の外国人として初、初参加のショコラティエとしては史上初というC.C.C.5タブレットを昨年獲得した、まさに世界屈指のショコラティエの自信作。昨年のC.C.C品評会にエントリーした作品が詰まったBOXで、桜の樹をいぶした香りをまとった「忍者」や、摘みたての香りそのままの「ふきのとう」など、どれも斬新なものばかり。
・トーキョー チョコレート「プレミアムセレクションボックス(5個入)」(1575円)
2010年、パリのサロン・デュ・ショコラが評価する「世界の最も優れたチョコレート専門店20店」に選出された同店。福岡の八女茶を用いた抹茶のガナッシュ、気仙沼・男山酒造の日本酒と桜を合わせたガナッシュ、甘じょっぱい「みたらし」のガナッシュなど、古きよき日本の風景を思い出させる感性と、モダンな「今」を切り取る力量で、ひときわ東京らしい個性を放っている。
<日本初登場!>
・フレデリック・アヴェッカー「アソート・プロヴァンスの雪の結晶(4個入)」(1470円)
2011年にM.O.F.を取得したばかりという気鋭のショコラティエのチョコ。こちらは、通常はクリスマス限定の商品で、冬らしい雪模様がかわいらしい印象。スペキュロスクッキープラリネ&リンゴに、洋梨、イチジクを刻んで作った果実感のあるジュレの2層になっている。
・セバスチャン・ゴダール「ショコラ・アソート(14個入)」(4200円)
何よりシンプルであることを求めるゴダール氏の、“クラシカル”なベストセレクション。深みと懐かしさがしみわたる、心癒す味わいだ。
とにかくクオリティ、商品の豊富さでは日本一とも呼べるこの「サロン・デュ・ショコラ」。会場は行列ができるほどの賑わいだが、年に一度のビッグイベントなので、是非足を運んでみてほしい。伊勢丹新宿店の後は、京都、大阪、名古屋、仙台など地方都市でも開催される予定。詳細は、HP(http://www.salon-du-chocolat.jp/)で確認できる。