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メルクグループジャパン

メルク、社員向け不妊治療の支援制度を大幅拡充生涯助成上限額を100,000ユーロへ引き上げ

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~不妊治療を「社会で支える課題」へ。仕事と治療の両立支援を加速~

- 社員を対象とした不妊治療助成制度の生涯上限額を、従来の315万円から100,000ユーロ(約1,800万円相当、為替レートにより変動)へと大幅に拡大
- 長期的かつ継続的な支援が必要となる場合など、多様なニーズに備え、社員が安心して治療に専念できる環境づくりを目指す
- 卵子凍結や男性不妊、各種前検査を含む包括的なサポートを継続提供

世界有数のサイエンスとテクノロジーのリーディングカンパニー、メルク(Merck KGaA)の日本法人であるメルクグループジャパン法人各社(本社:東京都港区)は、社員を対象とした高度不妊治療支援制度を、本日2026年6月18日付で、大幅に拡充したことをお知らせします。

本制度は、メルクグループジャパンが展開する、妊活や不妊治療を支援するプロジェクト「YELLOW SPHERE PROJECT」の柱の一つとして運用されています。今回の改定は、メルクのグローバル福利厚生方針に沿った取り組みの一環として実施するもので、メルクグループジャパン各法人の、全社員を対象とし、在籍期間中の生涯助成上限額を、従来の315万円から100,000ユーロ(日本円で約1,800万円以上相当、為替レートにより変動)へと大幅に引き上げました。

日本では近年、公的医療保険制度による不妊治療支援が拡充されており、一般的なIVF治療においては、総費用が上限額を大きく下回るケースがほとんどですが、治療内容や個々の状況によっては、長期的かつ継続的な支援が必要となるケースもあります。本制度は、そうした多様なニーズに対応し、長期にわたる治療に取り組む社員が、安心して治療に専念できる環境づくりを目指すものです。


約4人に1人が仕事と不妊治療を両立できていない
現在、日本では不妊治療を取り巻く環境において、構造的な課題が存在しています。厚生労働省の調査によると、不妊治療をしたことがある、または予定している労働者のうち、26.1%が「仕事との両立ができなかった、またはできない」と回答しており、約4人に1人以上が治療と仕事の両立に困難を抱えています。※1 この両立の難しさから、望まない離職に至る「妊活離職」は、企業にとっても人材確保や生産性の観点から重要な課題と認識されつつあります。

経済産業省の試算によれば、不妊治療に伴う離職やパフォーマンス低下等による経済損失は年間約3,000億円にのぼり、そのうち離職による損失は約2,200億円とされています。※2 これらの課題はもはや個人の努力のみで解決できるものではなく、社会全体で取り組むべき重要なテーマです。

こうした状況の中、不妊治療を取り巻く社会的課題の解決に向けて、「患・学・産」の連携による取り組みとして、当事者団体、医学界の専門家、および産業界が一体となり、社会全体で不妊治療を支えることを目指す「社会で支える不妊治療共創会議」が始動しています。メルクは、このような社会全体での取り組みに賛同し、連携を通じて、課題解決に向けた取り組みを一層推進していきます。

メルクは不妊治療領域に長年携わる企業として、医療提供の枠を超え、不妊治療におけるアクセスおよび費用面の障壁の解消に取り組むとともに、不妊治療の当事者を取り巻く社会環境の向上に貢献することを、重要な責務であると考えています。「As One for Patients - 患者さんのために一丸となって、生命の誕生、QOL の向上、命をつなぐサポートをする」というヘルスケア・ビジネスのパーパスに基づき、当事者に寄り添いながら、仕事と不妊治療の両立が可能な社会環境の実現を推進しています。

こうした考えを背景に、メルクの日本におけるヘルスケア・ビジネスを担う、メルクバイオファーマ株式会社は、「YELLOW SPHERE PROJECT」の一環として、「仕事と不妊治療の両立プロジェクト」を展開しています。本プロジェクトは、仕事と不妊治療の両立を「個人の問題」から「社会全体で支えるべき課題」へと捉え直し、望まない離職の防止と、治療とキャリアのいずれも諦めることのない社会の実現を目指す取り組みです。

今回の制度拡充は、不妊治療分野のリーダーとして、当事者が直面する経済的・精神的負担を軽減し、治療とキャリアのいずれも諦めることなく選択できる環境を整えるという、私たちの強いコミットメントを示すものです。

メルクは今後も、不妊治療を受けることが特別なことではなく、誰もが自分の決断を尊重され、自分らしく生きられる「ファミリーフレンドリー」な社会の実現を目指してまいります。

■ 制度改定における主な変更点
[表: https://prtimes.jp/data/corp/170806/table/2_1_92c821af45737a928c570dcdbc28c7f8.jpg?v=202606190245 ]

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※1:厚生労働省「令和5年度 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」労働者アンケート(令和5年)
※2:経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」(令和6年)

■ YELLOW SPHERE PROJECT/YSPについて
妊娠を希望してもなかなか叶わないという“社会課題”に対し、製品やサービス提供にとどまらず、妊活や不妊治療をする人々を支援し応援するプロジェクトです。目指すのは、より多くの人に適切な情報を伝え、サポートの輪を広げ、人々が充実した暮らしを送る未来に貢献することです。新しい命を宿す為の努力を、皆が応援する社会へ。それが、YELLOW SPHERE PROJECTの先にある未来です。

メルクグループジャパンでは、以下の3つの柱を中心に社員へのサポートを提供しています。
- Yellow Leave(不妊治療のための有給休暇制度): 年次有給休暇とは別に、不妊治療を目的として月1回取得可能な特別休暇(有給)です。通常の勤怠申請と同様の手続きで取得可能です。
- Yellow Benefit(高度不妊治療支援制度): 体外受精、卵子凍結、男性不妊治療などの幅広い治療・検査を対象とした助成制度です。今回の改定で、生涯上限額が100,000ユーロへ拡充されました。
- Yellow Support(教育啓発活動): 社内外の医療専門家を招いたセミナーなどを通じ、当事者だけでなく、経営陣や上司、同僚も含めた職場全体で、妊活サポートの輪を広げる活動です

詳細はhttps://www.merckgroup.com/jp-ja/yellow-sphere-project.htmlをご覧ください。

■ 「社会で支える不妊治療共創会議」について
2026年3月16日に発足した、不妊治療を取り巻く社会的な課題の解決を目指すプラットフォームで、メルクバイオファーマ株式会社は、コアメンバーとして参画しています。
詳細はwww.fertilitykyousoukaigi.jpをご覧ください。

■ 仕事と不妊治療の両立プロジェクト について
不妊治療領域のリーダーであるメルクバイオファーマ株式会社が、Yellow Supportの一環として2026年6月より始動したプロジェクトです。不妊治療と仕事の両立を「個人の問題」から「社会で支えるべき課題」へと転換することを目的としています。望まない「妊活離職」を防ぎ、誰もが、治療とキャリアのいずれも諦めることなく、自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。

メルクについて
メルク(Merck KGaA)はヘルスケア、ライフサイエンス、エレクトロニクスの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。約62,000人の従業員が、より楽しく、持続可能なくらしに役立つ方法を生み出すことによって、多くの人々の日々の生活にプラスのインパクトをもたらすことに力を注いでいます。医薬品の開発・製造を加速させる製品やサービスを提供することから、治療が困難な疾患のための革新的な方法の発見、デバイスのインテリジェンスの実現に至るまで、あらゆる領域で貢献しています。2025年には65カ国で211億ユーロの売上高を計上しました。

メルクのテクノロジーと科学の進歩において鍵となるのは、サイエンスへのあくなき探求心と企業家精神です。それはメルクが1668年の創業以来、成長を続けてきた理由でもあります。創業家が今でも、上場企業であるメルクの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、メルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国では、ヘルスケア・ビジネスではEMDセローノ、ライフサイエンス・ビジネスではミリポアシグマ、エレクトロニクス・ビジネスではEMDエレクトロニクスとして事業を行っています。

メルクの「患者主導」について
メルクは、『As One for Patients - 患者さんのために一丸となって、生命の誕生、QOL の向上、命をつなぐサポートをする』というパーパスのもと、患者さんや家族介護者の方々と協力し、こうした方々の視点を体系的にメルクのプロセスに取り入れ、ヘルスケアの設計と提供の方法をまとめる、「患者主導」のアプローチを推進しています。詳しくはhttps://www.merckgroup.com/jp-ja/expertise/healthcare/patient-directed.htmlをご覧ください。

メルクグループジャパンについて
日本における法人各社は次の通りです。
メルク株式会社、シグマアルドリッチジャパン合同会社、メルクエレクトロニクス株式会社、 ヴェルサムマテリアルズ・ジャパン株式会社、メルクバイオファーマ株式会社

メルク株式会社について
メルク株式会社はメルクの日本法人として 1968年に設立されました。基礎研究や医薬品製造、創薬などライフサイエンスに関わる製品・サービスを展開しています。メルク株式会社は、ライフサイエンス・ビジネスおよびメルクの管理部門を担っています。メルク株式会社の詳細については https://www.merckgroup.com/jp-ja をご覧ください。

メルクエレクトロニクス株式会社について
メルクエレクトロニクス株式会社はメルクのエレクトロニクス・ビジネスの日本法人です。半導体製造用特殊化学品の研究開発および製造と販売、ディスプレイ製造向け材料の開発、輸入販売を行っています。エレクトロニクス・ビジネスの詳細についてはhttps://www.merckgroup.com/jp-ja/expertise/electronics.htmlをご覧ください。

メルクバイオファーマ株式会社について
メルクバイオファーマ株式会社は、ドイツ・ダルムシュタットに本社を置く、メルク(Merck KGaA)の日本法人です。2007年10月1日に発足し、がんと不妊治療を重点領域とするバイオ医薬品企業です。『Brighter Lives, Together ともに、より輝かしい人生を歩もう』という日本のパーパスのもと、『As One for Patients - 患者さんのために一丸となって、生命の誕生、QOL の向上、命をつなぐサポートをする』というグローバル・パーパスを達成するため、患者主導のアプローチを推進しています。詳しくは、https://www.merckgroup.com/jp-ja/company/merckbiopharma.htmlをご覧ください。

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