~健康と環境の負荷を軽減し、人とモビリティ社会の安全と安心に寄与~
消⽕用スプリンクラーヘッド等の製造・販売を行う千住スプリンクラー株式会社(東京都足立区、代表取締役社長:上野昌章、以下「千住スプリンクラー」)は、次世代の泡消⽕薬剤「AwaAwa10」を2026年4月30日に新たに発売することをお知らせします。

◆泡消⽕設備及び薬剤を取り巻く環境
泡消⽕設備とは、ガソリンや化学物質などの引⽕性の液体による⽕災の際に働く消⽕設備で、主に危険物を取り扱う工場や貯蔵所、ガソリンを使った車が多く駐車している駐車場などに設置されています。出⽕した際に泡水溶液が泡消⽕設備に備え付けられた多数のフォームヘッドより放出され、泡が燃焼面を覆います。これにより燃焼物が空気と触れる面積を減らし、消⽕へと至る設備が泡消⽕設備です。泡消⽕の為の泡水溶液は淡水と原液を混ぜて作られますが、その原液には有機フッ素化合物(PFAS)の一種が含まれています。PFAS の一部は、国際的にはPOPs 条約によって規制されており、現在はPFAS のうちPFOS をはじめとした3種類の物質が第一種特定化学物質に指定されていますが、環境負荷の高さと潜在的毒性の懸念がある為、PFAS関連物質は、今後も指定される物質は増えていく可能性があります。
有機フッ素化合物PFAS を含んだ泡⽕薬剤は、油⽕災の消⽕性能が高い為、危険物施設や駐車場での泡消⽕設備、化学消防車などで広く利用されています。しかし、環境負荷の高さと潜在的毒性の懸念から、PFAS の使用規制や禁止が米国や欧州を中心に進んでいます。
そこで当社が属する千住金属工業グループ(SMIC)では、フッ素フリーかつ毒物、劇物を含まない(※1)環境にやさしい合成界面活性剤泡消⽕薬剤(※2)の「AwaAwa10」を新たに開発しました。
※1 フッ素含有量50ppm 未満かつ、第一取得化学物質及び、2022 年3 月31 日更新の「第1種指定化学物質リスト」(環境省発行)に記載される物質を含みません。
※2 合成界面活性剤泡消⽕薬剤の用途は、駐車場及び格納庫等となります。
◆「AwaAwa10」について
AwaAwa10 は、当社グループの総合技術力を結集して誕生しました。安全性と環境への配慮だけではなく、高い消⽕性能を有します。淡水と海水の両方を希釈水として利用でき、用途に応じて
低発泡から高発泡まで多様な泡を発生させることにより燃焼面を速やかに覆って消⽕します。
発泡の倍率や泡の還元時間、消⽕時間、密封性、耐⽕性のいずれも淡水及び合成海水にて規制の基準をクリアしている為、安心して万が一に備えることができます。さらに、化審法で規制されている第一種特定化学物質の3種類の他、特定PFASを含む10種類のPFASが検出限界未満となっております。実際に駐車場におけるガソリン⽕災を想定した消⽕試験を行った際は、放射開始から45秒で消⽕出来ました。
AwaAwa10はSDGs社会の実現を支える、安全性の高い次世代の泡消⽕薬剤です。環境にもヒトにもやさしい消⽕ソリューションで、これからの時代の消⽕設備を支えてまいります。

【AwaAwa10 製品概要】
商品名:AwaAwa10
型式:合成界面活性剤泡3 %(-10 ℃~+30 ℃)
型式番号:泡第2024~1号(2024年3月15日 取得済)
使用濃度:3 %
希釈水:淡水及び海水の両方を使用可能
発泡倍率:6倍~500倍以上
<取り扱い上の注意事項>
・使用温度範囲を外れる環境下では泡消⽕薬剤の劣化が促進されます。直射日光を避けて使用温度範囲内で貯蔵してください。
・使用の際は安全データシート(SDS)を参照ください。
◆会社概要<千住スプリンクラー株式会社>
【会社名】千住スプリンクラー株式会社
【コーポレートサイト】https://www.senjusp.com/
【代表者】代表取締役社長 上野昌章
【所在地】東京都足立区千住橋戸町23番地
【設 立】1974年4月8日
【資本金】30,000,000円
【事業内容】消⽕装置用スプリンクラーヘッド、アラームバルブ、一⻫開放弁等の製造販売、高圧ガス容器用可溶栓の製造販売
