~次世代放射線治療のスタンダードを日本で実現へ~

エレクタ株式会社(本社:東京都港区)は、2026年2月18日に高精度放射線治療機器「Elekta Evo リニアックシステム(エレクタ エボ リニアックシステム)」に対する製造販売承認を取得したことをお知らせします。
放射線治療では、個別化医療に対する需要が高まっており、VMAT、定位放射線治療、体表面画像誘導放射線治療、適応放射線治療などを活用した高精度放射線治療の普及が進んでいます。またそれらを実現するには腫瘍およびリスク臓器を正確に識別できる高品質な画像が求められます。Elekta Evoは、AIを用いて散乱線を除去する高精細イメージング技術「Iris(アイリス)」 によって、分割照射ごとに標的領域および重要構造をより明瞭に可視化することを可能にします。
「Iris」は、AIによる散乱線除去と、新たに導入された画像再構成アルゴリズムで、微細なコントラスト差や臓器境界をより鮮明に表示します。腫瘍や臓器境界の視認性が向上し、日々変化する腫瘍の位置をより正確に取得することによって、医師による適切な治療意思決定と、治療の質向上を支援します。
また、Elekta Evoは従来のコンベンショナル照射、IMRT/VMAT、定位放射線治療、電子線治療、さらにはノンコプラナー照射に至るまでを1台でカバーできる高い汎用性を備え、多忙な放射線治療の現場が求める様々なニーズに応えます。
エレクタ アジアパシフィック ヘッド オブ リージョンのマルコ・リー(Marco Lee)は次のように述べています。「Elekta Evoが製造販売承認を取得したことは、日本市場における当社の事業展開にとって、極めて重要なマイルストーンです。欧州およびその他の国々ではすでにElekta Evoが臨床稼働しており、着実に普及も進み、放射線治療の新たなベンチマークとして評価されています。この度、本機を日本の臨床現場へ展開することで、患者さんがより高度で革新的な放射線治療にアクセスできる環境の実現に貢献してまいります。エレクタが培ってきた技術力と専門知見は、日本のがん治療においても新たな可能性をもたらすと信じています」
エレクタ株式会社 代表取締役社長 有岡広紀は次のように述べています。「がんの三大治療の一つである放射線治療は、2040年までに需要が1.24倍に増加すると推計されています[1]。こうした需要の高まりの中、患者ごとに異なる解剖学的構造や治療期間中の臓器変化へ柔軟に対応する高精度放射線治療への関心が高まっています。本機は、日本の臨床現場が直面する課題と患者さんの多様なニーズに応えることを目指したエレクタの取り組みと合致するものです。エレクタは今後とも、居住地域や医療環境に関わらず、すべての患者さんが質の高いがん治療を受けられる社会の実現、医療の質向上と治療効率の両立に貢献してまいります。Elekta Evoの普及が患者さんの負担を軽減し、新たな時代の幕開けとなるものと確信しています」
今後もエレクタ株式会社は、革新的な技術開発を通じて放射線治療のさらなる高度化を推進し、医療従事者と患者双方に価値あるソリューションを提供してまいります。
[1] 放射線療法に係る医師数と放射線治療装置の推計 https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001507586.pdf
【エレクタについて】
エレクタは高精度放射線治療のリーダーとして、がんとたたかうすべての患者さんが、可能な限り優れたがん治療を受けられるよう尽力しています。私達は医療関係者の皆さまとオープンに協力しながら、持続可能で高度なテクノロジーを提供し、費用対効果の高い放射線治療ソリューションを追求していきます。がんとたたかうすべての患者さんに希望を届けられるよう、患者さんのニーズに応え、生活の質の向上に取り組んでいます。世界で働く私達4,500人以上のスタッフは、情熱、科学、想像力を集結し、がん治療を大きく進化させていきます。私達はテクノロジーを構築するだけでなく、希望もお届けしていきます。エレクタはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、40カ国を超える国々で事業を展開し、ナスダック・ストックホルムに上場しています。詳しくは elekta.comをご覧ください。
お問い合わせ先
エレクタ株式会社 マーケティング部 マーケティングコミュニケーションチーム
Tel: 03- 6748-6180 E-mail: marketing-japan@elekta.com
販売名: Elekta Evo リニアックシステム
製造販売承認番号: 30800BZX00046000