緊急物資、子どもの保護、妊産婦や乳幼児への支援
2016年4月16日、エクアドル太平洋沿岸で発生したマグニチュード7.8の大地震は、死者570名以上、負傷者7000人以上など各地に大きな被害をもたらしました。プラン・エクアドルの緊急支援チームは、被災した子どもたちや住民を支援するために活動を開始。政府機関や他のNGOと連携を進めています。今回の地震により被災したエクアドルの人々を支援するために、プラン・ジャパンでは寄付の募集を開始しました。
エクアドル国内での活動実績を活かして緊急支援
エクアドル国内において50年以上にわたり活動しているプランは、非常事態宣言が発令された6州の地域に、グアヤス、サンタ・エレナ、マナビ・スール、ベンターナスの4つの活動地域を有しており、震災直後より調査チームが活動を行っています。
子ども、妊産婦、乳幼児を中心とした支援を実施
プランは、特に被害の深刻なマナビ州において、5歳以下の子ども3万人を含む6万人を対象とした支援を行ないます。今後90日の間は、水と食糧、寝具、衛生用品の支給を集中的に実施する計画です。同時に、子どもが一日も早く安心できる日常を取り戻せるように、子どもにやさしいスペースや仮設教室の設置を進めるほか、1万1000人の妊産婦と9500人の乳幼児に支援を提供します。


被災地では、プランの調査チームが情報収集と被災状況の分析を進めており、今後大きな支援ニーズが見つかった場合には、さらに支援活動を拡大する予定です。
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