国際NGOプラン・インターナショナルが国際ガールズ・デーイベント 2016年10月9日(日)CARATO71代官山
国際NGOプラン・インターナショナル(以下、プラン)は、国連の国際ガールズ・デー(10月11日)にあたり、暴力や差別の対象となりやすい途上国の女の子たちが権利を守られ、安全な環境で教育を続けられるよう日本からの応援を呼びかけるイベントを開催します。
ルワンダから女の子2名が来日、安富歩東京大学教授の講演、Because I am a Girlエンジェル森星さんも登場
ルワンダ南部州ニャルグル郡の貧しい環境にある女子中学生フランソワーズさん(15歳)、レベッカさん(14歳)が、ジェンダー専門家とともに来日。男の子と女の子がジェンダー平等への理解を深め、女の子が学校教育を続けるための支援活動についてお伝えします。また、社会生態学者の安富歩東京大学教授が講演に登壇。社会的に押し付けられた性別役割からの転換や、子どもを暴力や差別から 保護して、のびのびと育てることの大切さなどを中心に、社会のあり方について論客が語ります。
第二部では、プランの活動に賛同をいただいている著名人の方々からの出品によるチャリティ抽選会と交流会を開催。 オープニング・スピーチには、モデルで、プランのBecause I am a Girlエンジェルをつとめる森星さんが登場します。女の子や女性が充実した人生を送ることのできるジェンダー平等社会の実現に向けて、私たちにできる一歩を踏み出してみませんか。
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ルワンダから女の子2人が来日、ルワンダでのジェンダー平等を求めて日本からの支援を訴えます。
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<登壇者プロフィール>

フランソワーズさん(15歳)
母親はフランソワーズさんの妊娠により学校を中途退学。父親はフランソワ
ーズさん誕生の後、世を去る。5人兄弟それぞれが異なる男性を父に持つ家
庭で、彼女は祖父の手で育てられ、その後養母のもとに出された背景をもつ。 家事労働をこなしながら、将来は女の子たちの声を伝えるジャーナリストにな るために勉強を続けている。

レベッカさん(14歳)
母親はレベッカさんの父親が誰かを知らず、二人は社会からも親族からも見放され、食べ物や衣類、住む場所にも困るような暮らしを送っていた。レベッカさんを育てるために懸命に働いていた母親は、ある日怪我をしてしまい、障がいが残る身体に。プランの支援により学校に通い続けているレベッカさんは、医師になることを目標に勉学に励んでいる。

グレース・コブホロ・カナムギレ
プラン・インターナショナル・ルワンダのジェンダー専門家。ルワンダ政府の 「ジェンダーと家族促進」省が、ジェンダーに基づく暴力が国の最も深刻な問 題であると宣言するなか、人々がジェンダーへの理解を深め、暴力や差別を なくすための啓発活動やトレーニングプログラムの開発に取り組む。

安冨歩さん (東京大学 東洋文化研究所教授)
「ありのままの私」を求め、独自の視点で社会問題を論じる社会生態学者。社会的に押し付けられる性別に代表される区別が、人間の暴力と差別性との原因であると鋭く指摘。子どもの魂が、暴力から守られ、のびのびと成長することが、社会を救う唯一の方策だ、と主張する。
第二部チャリティ・ラッフル・イブニングには、モデルで、Because I am a Girlエンジェル森星さんが登場

森星さん
モデル、タレントとしてファッション誌やバラエティ番組で活躍中。2015年7月にBecause I am a Girlエンジェルに就任。2014年にはベトナムの幼稚園、小学校、中学校、2016年にはカンボジアの女の子のための職業訓練プロジェクトを訪問。困難な状況にある途上国の女の子たちをエンパワーメントするプランの活動を応援している。