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ジョンソンコントロールズ株式会社

ジョンソンコントロールズの「スマート」なアジアパシフィック本社新社屋が上海に竣工

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中国で初めて3つのグリーンビル認証を取得、より持続可能な未来に向けた道筋を提示中国市場へのコミットメント強化の姿勢を鮮明に

【中国・上海 ‐2017年6月22日】
 インテリジェントビル、エネルギー効率化ソリューションおよび統合型インフラストラクチャーのグローバルリーダーであるジョンソンコントロールズインターナショナル(本社:アイルランド・コーク、米国・ウィスコンシン州ミルウォーキー、中国・上海)は、アジアパシフィック本社新社屋が中国・上海に竣工し、操業を開始したことを発表しました。この新社屋は世界銀行グループのIFCよりEDGE(Excellence in Design for Greater Efficiencies)認証に加えて米国グリーンビルディング協議会のLEED(R)(Leadership in Energy and Environmental Design)プラチナ認証、中国のグリーンビルデザインラベルの3つ星も取得し、中国国内で初めて、世界トップクラスの省エネ認証を複数取得した建物であり、環境に優しいスマートなビルの新たな世界標準を打ち立てました。

 延床面積4万4千300平米の施設は虹橋トランスポーテーションハブと蘇州河に挟まれた上海市長寧区上海虹橋臨空経済区の中央に位置しています。虹橋臨空経済区は揚子江デルタ地域の大動脈として機能しており、すでに複数のグローバルリーディングカンパニーが進出しています。この地に拠点を構えたことで、ジョンソンコントロールズが中国およびアジア太平洋地域市場にコミットする姿勢がさらに強く打ち出されることになります。

 会長兼最高経営責任者(CEO)のアレックス・モリナローリは「アジア太平洋地域、特に中国は当社にとって最も重要な成長市場であり、今回アジアパシフィック本社新社屋が落成したことで、中国の急速な発展をこれまで以上に推進していけるものと確信しています。当社の持つ先見性とインテリジェントソリューションに加え、さまざまな企業とのパートナーシップや最先端のテクノロジーを通じて、サスティナブルな未来を実現するための取り組みをさらに推し進めます」と述べています。

省エネビルの新たなモデル
 新社屋にはあらゆるスマートビルソリューションが活用されています。セントラルプラント、再生可能エネルギーおよびインテリジェント照明、Metasys(R) ビルオートメーションシステムを始めとする最先端テクノロジーを取り入れたサスティナブル設計によって、施設全体の総エネルギー使用量は現地標準に比べて44%削減される見通しです。さらに排水の再利用や雨水貯留施設の活用による42%の水使用量削減や、森林管理協議会(FSC)認証の木材や建築資材の現地調達により原材料の製造工程における21%のエネルギー削減も期待されています。新本社施設にはハイブリッドカーや電気自動車用の充電ステーションなども併設され、従業員の通勤時の二酸化炭素排出量も削減できます。

アジア市場へのコミットメント
 アジアパシフィック本社社屋設立は、ジョンソンコントロールズの中国を中心としたアジア市場に対するコミットメントを改めて強く示すものです。これまで分散していたアジア太平洋地域における事業部門やオペレーション機能が今回初めて1ヵ所に集約され、社内の連携体制が大幅に強化されることで、生産性の高い企業文化が一層促進されます。

 本社新社屋にはお客様向けのショールームも設けられており、当社の革新的なテクノロジーが現実にどのように活用され、カスタマイズ性の極めて高い製品がどのように機能するのかを実際に目にすることのできるワールドクラスの顧客体験施設となっています。ジョンソンコントロールズが今後、戦略的パートナーシップを通じて中国国内でのオペレーションをさらに拡大することで、中国の市場の成長と発展を後押しします。

アジアにおけるサスティナブルな開発
 アジアパシフィック本社新社屋の落成は、ジョンソンコントロールズが今後も引き続き、アジア地域においてさまざまな形でサスティナブルな成長を加速させていこうとする姿勢を明確に示しています。現在、当社は全世界の超高層ビルの90%にソリューションやテクノロジーを提供しており、アジアでも上海タワー、上海ワールドフィナンシャルセンター、香港国際金融中心、台北101、クアラルンプールのペトロナスツインタワーなど、代表的なランドマーク建設の多くに携わっています。これらのプロジェクトにおいて、当社はアジア太平洋全域における省エネやサスティナビリティの推進に多大なる貢献を果たしてきました。

 エネルギー貯蔵の分野でも、ジョンソンコントロールズは自動車メーカー各社と緊密な連携を図り、スタートストップ(アイドリング防止)カーバッテリーシステムを始め、燃費効率を高める画期的な省エネソリューションを提供しています。また、自動車バッテリーのクローズドループリサイクルにも取り組み、使用済みバッテリーの適切な廃棄を確実にすると同時に資源効率の最適化を図っています。当社は中国でもこうした取り組みを積極的に推進し、責任ある企業市民として中国国内の環境意識を啓蒙すべく事業を推進しています。

ジョンソンコントロールズについて
ジョンソンコントロールズは、世界150ヵ国以上のお客様に多様なテクノロジーを提供する業界トップクラスのグローバル多角産業企業です。約12万人の従業員がシームレスに連携し、スマートシティやスマートコミュニティを実現するインテリジェントビル、エネルギー効率化ソリューション、統合インフラ、次世代輸送システムの開発に取り組んでいます。ジョンソンコントロールズのサスティナビリティへの取り組みは、創業のきっかけとなった世界初の電気式室内サーモスタットが発明された1885年にまで遡ります。当社はお客様の成功を支援し、ビル制御やエネルギー貯蔵といった戦略的成長基盤に注力することで、すべてのステークホルダーに向けて価値を創出します。詳細は、http://www.johnsoncontrols.comをご覧いただくか、またはTwitterで@johnsoncontrolsをフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ ビルテクノロジー&ソリューションについて
ジョンソンコントロールズ ビルテクノロジー&ソリューションは、1つひとつのビルを通じて、より安全でスマートそして持続可能な世界を創り出しています。セキュリティシステム、エネルギーマネジメント、防火、制御システムや冷暖房空調機器など、ビルに関するあらゆるテクノロジーを揃え、お客様の期待を常に上回る総合的なサービスや製品を提供します。現地法人や代理店による卓越したネットワークを通じて、現在、150を超える国で事業を展開し、あらゆる施設のライフサイクルを通じた機能強化によって、ビルの所有者や管理者、エンジニア、建設者を支援しています。ビルテクノロジー&ソリューションの取扱い製品にはTyco(R)、YORK(R)、Metasys(R)、Ruskin、Titus(R)、Frick(R)、PENN(R)、Sabroe(R)、Simplex(R)、Ansul(R) 、Sensormatic(R)など、業界で最も信頼されるブランドが含まれています。詳細についてはジョンソンコントロールズのホームページwww.johnsoncontrols.com をご覧いただくか、Twitterで@JCI_Buildingsをフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ パワーソリューションについて
ジョンソンコントロールズ パワーソリューションは、世界最大規模の自動車用バッテリーメーカーとして、自動車メーカーや自動車用品店向けに年間約1億5,200万個のバッテリーを供給しています。ジョンソンコントロールズの鉛酸リチウムイオンバッテリー技術は幅広い用途に用いられており、従来型に加えてスタートストップ(アイドリング防止)機能搭載車、マイクロハイブリッド、ハイブリッド、電気自動車など、ほぼあらゆるタイプの自動車に搭載されています。またジョンソンコントロールズのリサイクルシステムは、自動車用バッテリーを世界で最もリサイクルの進んだ消費財にするために大きな役割を果たしています。現在、世界に55ヵ所を超える拠点を擁し、15,000人の従業員がバッテリーの開発、製造、物流、リサイクルに携わっています。詳細についてはwww.johnsoncontrols.comをご覧いただくか、またはTwitterで@JCI_BatteryBeatをフォローしてください。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズインターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの製造、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧ください。

≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
広報室 村井(むらい)、平野(ひらの)
TEL: 03-5738-6054  FAX: 03-5738-6508 mailto:jp.pr@jci.com

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