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NPO法人 Kids Future Passport

冬休みに子どもたちへ2.1万食を無償提供ー 子育て世帯の9割が抱える“食費不安”に新しい支援を開始

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企業4社とともに、給食がない長期休みの親子を支える食支援を展開

地域の飲食店をこども食堂化するサービス「こどもごちめし」を運営するNPO法人Kids Future Passport(読み:キッズ・フューチャー・パスポート / 代表理事:中本真理子/ 所在地:福岡県福岡市博多区 以下、KFP)は、物価高騰により子どもの食環境が一層厳しくなるなか、企業4社の協賛により、冬休み期間に全国で2.1万食の無償提供を開始します。
また、給食のない冬休みは、家庭の食費が特に増える時期であり、「肉・魚・野菜の購入を減らしている」「子どもの栄養が心配」などの声が急増しています。今回の取り組みによって、家庭の負担を軽減するとともに、子どもの「食の安心」を取り戻すことを目指します。

■プロジェクト背景
KFPは2025年9月に、こどもごちめし利用者を対象とした「食品価格の上昇が子育て世帯の食生活に与える影響のアンケート調査(※1)」を実施しました。

その結果、
- 99.0%の方が「食費の負担増」を実感している
- 92.4%の方が「栄養不安」を感じている

その他にも「肉魚野菜の購入をかなり減らしている」「全てが値上がりし、家計が圧迫している」など家庭の食卓に大きな影響が生じている実態が明らかになりました。

また、学校の長期休暇は、給食のないうえに在宅時間が増えるため、家庭の食費が膨らみやすい期間です。KFPが今年の夏休みに実施した5.4万食の食支援(※2)では、こどもごちめし登録者数が2万人以上増加し、支援ニーズが急増していることが可視化されました。
夏休み期間中の利用者からは、「子ども4人の夏休みの食事は、経済的にも精神的にも大変です。助かりました。子どもたちも喜び、親の負担は軽減され、心から感謝いたします。」といった声が寄せられ、支援が実生活に大きな効果をもたらすことが確認されています。

さらに冬休みは、夏休みとは異なる課題も浮き彫りになります。
クリスマスや年末年始などイベントが重なり、普段より出費が増える傾向があるため、家計の圧迫度が一段と高まる時期です。こうした状況から、KFPは「季節ごとに変動する食の不安に継続して寄り添う支援体制」の必要性を再認識し、冬休み中の「子どもの食の不安」を解消するため、企業・飲食店と連携した支援規模の拡大を決定しました。
※1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000124773.html
※2:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000124773.html
■取り組み概要
企業4社の協賛により、全国の協力飲食店で計2.1万食の提供を開始します。対象店舗に来店し、温かい食事をとることができます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/124773/table/55_1_a1931c1d3dc9ef0cbf19b90636333ab1.jpg?v=202512230145 ]
本取り組みのポイント
(1)冬休みの給食ロスによる家庭の食費負担増の軽減
(2)地域飲食店と連携した、無理なく続けられる新モデルの食支援体制
(3)子どもが好きなお店・メニューを選べる喜び
■協賛企業(順不同)

- 吉野家
- カプリチョーザ
- 公益社団法人日本モーターボート選手会
- カレーハウスCoCo壱番屋 宇佐四日市店

※支援内容は各社により「食事チケットの提供」または「食事購入費の寄附」など、形態が異なります。
※食事チケットは無くなり次第終了します。
※吉野家・カプリチョーザの利用可能店舗は、加盟店検索よりご確認ください。
※カレーハウスCoCo壱番屋は宇佐四日市店のみご利用いただけます。
※カプリチョーザは指定メニューのみが対象となります。
※加盟店検索:https://gochi.online/list-shop-gochikid
協賛をご希望の企業様はこちら
■利用動画イメージ
利用の流れを約50秒でまとめた紹介動画を公開しています。
https://youtu.be/WS6aVhRCg3c?si=wTMdjW1MZZ18iPaw
こどもごちめし利用登録はこちら
■コメント
代表理事 中本真理子

子どもたちが楽しみにしているクリスマスやお正月を迎える冬休みが始まりました。しかし物価高騰の影響が続く中、給食のない冬休みは子育て家庭にとって食費負担がより大きくなりやすい期間でもあります。そのような状況下で今回、4社の企業の皆さまより温かいご支援をいただき、2.1万食を子どもたちへ届けられることになりました。心より感謝申し上げます。「こどもごちめし」を利用する保護者の方からは、食費負担の軽減だけでなく、「子どもたちが嬉しそうに好きなメニューを選んでいた」といった声をいただいており、この活動が子どもたちの食支援だけでなく、こころを豊かにするサポートの一縷を担えていることを、喜ばしく思っています。
皆さまからのご支援により、一人でも多くの子どもたちが温かい食事をとり、新年を笑顔で迎えられることを願っております。私たちはこれからも、子どもたちへの食支援を通じて日々の暮らしを支える仕組みづくりと子どもたちに笑顔を届ける活動を進めてまいります。引き続き「こどもごちめし」へのご支援とご協力を賜れますと幸いです。

会長 今井了介

このたび本取り組みにご協力くださった4社の皆さまに心より御礼申し上げます。12月は寄附月間として、社会全体で支援の大切さを見つめ直す時期です。そうした中で、企業の皆さまが子どもたちの「食の安心」を支えてくださったことは、私たちにとって大きな力となりました。夏休みには5.4万食の食支援を行い、多くの子どもたちに食事を届けることができました。併せて、「こどもごちめし」の登録者数も2万人以上増え、支援のニーズが高まっていることも実感しています。今回のご支援は、冬休みを迎える子どもたちが日々の食事に不安を抱えず過ごすための確かな支えとなり、家庭にとっても心強い後押しとなるはずです。これからも地域の飲食店や支援者の皆さまと力を合わせ、食の機会を安定して届ける取り組みを進めてまいります。引き続き「こどもごちめし」をよろしくお願いいたします。

■こどもごちめしとは
「こどもごちめし」は、困窮と向き合う子どもたちにより広くお食事を届けたいと2023年7月にスタートした活動です。これまで子ども食堂の運営はボランティアの力で成り立つことが多く、人手や資金不足・定期的な開催の難しさが大きな課題となり、持続的な活動には高いハードルがありました。そこで、KFPでは、ITデジタルを利活用した“子ども食堂のDX化“を進め、三方よしの仕組みを取り入れた「こどもごちめし」によって、子どもたちに栄養満点の食事を提供することで、人の身体的および精神的な幸せを支援します。

         こどもごちめし仕組み図

■NPO法人 Kids Future Passport 概要
所在地:福岡県福岡市博多区千代1-20-31福岡県千代合同庁舎6階 オフィス4
設立日:2023年6月2日
代表理事:中本真理子
事業内容:地域こども支援事業「こどもごちめし」
ホームページ:https://kids-future-passport.org/

子ども支援活動のために設立されたNPO法人です。全ての子どもの健やかな成長を見守る持続可能な仕組みを目指し「こどもごちめし」を運営しています。 企業や個人から寄附や支援金を基金とし、地域の登録飲食店で子どもたちに食事を提供しています。

「こどもごちめし」はGigi株式会社の有するGOCHIプラットフォームを利用しています。

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