海洋プラスチック問題の最前線を“自らの体験”で語る特別授業を実施

NPO法人唐津Farm&Food(所在地:佐賀県唐津市、以下 唐津Farm&Food)は、2026年1月9日、佐賀県立唐津南高等学校 にて、同校「虹ノ松原プロジェクトチーム」の生徒を対象に、イギリス出身の環境活動家 EVE 氏による特別講演を実施しました。
本講演では、EVE氏がEU諸国や北欧など世界各地で実際に目の当たりにしてきた、海洋プラスチック汚染の“現場”について、自身の体験をもとに語りました。

唐津・福岡の海を巡り、地域と世界をつなぐ学び
EVE氏は2026年1月6日から唐津に滞在し、唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)の活動を視察・体験。
唐津や福岡のビーチを巡りながら、北西九州や対馬を含む海洋プラスチック問題について意見を交わすとともに、佐賀県初の自然共生サイトや、国内外で展開されているPrecious Plasticの取り組みにも触れました。
講演では、ノルウェーのNGOでの過酷な海岸清掃の経験や、使用済み漁網を100%再利用したリサイクル製品の事例など、教科書だけでは学ぶことのできない“生きた現場の話”が紹介され、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

継続的な学びが、次の一歩へ
虹ノ松原プロジェクトチームの中には、1年生の頃から環境保全活動に取り組み、この春に卒業を迎える生徒もいます。
今回の講演は、これまでの学びを振り返ると同時に、卒業後の進路や、その先も続く環境への関わり方を考える機会となりました。

書籍寄贈を通じた学びの広がり
当日は、環境教育を軸に活動する Think the Earth 様より寄贈いただいた書籍
『あおいほしのあおいうみ』を生徒一人ひとりにプレゼントしました。
大阪・関西万博の「Blue Ocean Dome」を訪れた経験のある生徒もおり、海洋環境への関心をさらに深めるきっかけとなりました。

地域から、世界の海へ
講演を終え、この日唐津を旅立ったEVE氏。
唐津Farm&Foodでは今後も、国内外の実践者や教育現場と連携しながら、地域から海洋プラスチック問題に向き合う環境教育(ESD)の取り組みを継続していきます。
「また唐津で、そして次は対馬で--」
今回の講演は、地域の高校生が世界とつながり、自分たちの行動が未来を変える可能性を考える第一歩となりました。世界と地域をつなぐ学びは、これからも続いていきます。

■団体概要
団体名:NPO法人 唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)
所在地:佐賀県唐津市
公式サイト:https://karatsu-f-f.com
Instagram:https://www.instagram.com/preciousplastic_karatsu/
YouTube:https://www.youtube.com/@farmfood1128
団体紹介:
NPO法人 唐津Farm&Food は、佐賀県唐津市を拠点に、海洋プラスチック問題をはじめとする地球規模の環境課題に、地域から取り組むNPO法人です。生物多様性の保全、環境教育(ESD)、サーキュラーエコノミーの推進を軸に、里山・海・農といった地域資源を活かした実践的な活動を行っています。
特に、河川や海へ流出するプラスチックごみを「回収・再生・活用」する循環づくりに力を入れており、オランダ発のオープンソース循環モデル「Precious Plastic」を活用したアップサイクル拠点「Precious Plastic 唐津」を運営。地域で回収されたプラスチックを再生・成形し、プロダクトとして生まれ変わらせる取り組みを行っています。
また、学校教育やワークショップ、企業との協働に加え、海外の環境活動家や国際的なネットワークとも連携しながら、海洋プラスチック問題を「ローカルな行動」と「グローバルな視点」でつなぐ環境教育と実践を展開しています。
唐津Farm&Foodは今後も、地域・企業・教育機関、そして国内外の実践者とともに、唐津から世界へと広がる環境アクションの拠点として、持続可能な社会づくりに貢献していきます。