ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究者によれば、果物と野菜をたくさん食べると、禁煙がより簡単にできるようになるそうだ。
同大の研究者は、25歳以上の1000人の喫煙者に、まず果物と野菜の摂取量と喫煙習慣についての質問に答えてもらい、14カ月後追跡調査をおこなった。
その結果、果物や野菜を多く摂取していた人たちは、摂取していなかった人の3倍も禁煙に成功していたわかった。また、果物や野菜の摂取量が増えるほど、起きてから最初の煙草を吸うまでの時間が長くなるうえ、吸う本数も少なく、ニコチンへの依存度が低くなるということが明らかになった。
この理由は、果物や野菜を食べると十分な満腹感を得ることができ、喫煙したいと感じなくなるためだけでなく、果物と野菜がタバコの味をまずく感じさせるからではないかと考えられている。実際、2007年のデューク大学メディカルセンターの調査によれば、牛乳、果物、野菜、水がタバコの味をまずく感じさせるということ。逆にコーヒー、肉、アルコールはタバコをおいしく感じさせるそうだ。
禁煙に挑戦しようとしている人は、まず果物や野菜をたくさん食べることから始めてみては?
参照元:Fruits And Vegetables May Help Smokers Quit — And Stay Off – Tobacco(2012年6月12日)-huffingtonpost
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