体を動かさずに、なんとなく食べ続ける…というスタイルになりがちなお正月。恐ろしくて年が明けてから体重計には乗っていない…なんて方も多いのでは。そんな生活を続けているなら、この記事をきっかけに気分を切り替えてみよう。
ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」が「お正月太り」に関する調査レポートを公開した。「2015年も新年から71.3%もの人がお正月太りに!若年層ほどお正月太りをしていないことも!その理由は?」と銘打ったこのレポートでは、全国の18~68歳の男女414人を対象に行われたアンケートの結果が公開されている。
毎年実施されているこの「お正月太り」についての調査結果では、調査開始以来「お正月太りした」という人の回答が7割を超え続けているという。やはり今年の調査結果も安定の7割を超え、実に全体の71.3%が太ったと回答している。
となるとやはり気になるのは“増量キロ数”。今年の調査結果では1位 「2kg増えた(25.3%)」、2位 「1kg増えた(24.3%)」、3位 「3kg増えた(14.4%)」となり、微増が全体の約半数を占めている。中には「5kg以上太った」という人も(4%ほど)もいるという。短いお正月とはいえ、「食っちゃ寝」の生活は禁物だと言えるだろう。一方で、「お正月太りをしなかった」と回答した人も、28.7%いる。
年代別に見てみると、50代の体重増加率が最も高いという結果となった。50代では「正月太りをしなかった」と回答したのが、全世代中最も低い23.7%、そして増量キロ数1位である「2kg増」が、他の世代は15~24%であるのに対し、50代は32.9%と、平均して13%ほど高くなっている。
さらに注意深く見てみると、若い世代ほど増加数が少ないことも明らかとなった。10代ではお正月太りをしなかった人が50%と全世代で最も多く、残りの半数も1~3kg内に収まっている。同じく20代も34.8%と、全世代の平均(28.7%)よりも高い数値であり、若い世代はお正月太りが少ない傾向がある。
若さゆえの代謝の良さや、お正月であってもアクティブに行動しているといったことも考えられるが、そのほかにも「おせち料理に魅力を感じていない=おせち離れ」といった事情もあり、「家でゆっくりおせちをつつきながら、こたつでのんびりする」という、典型的なお正月のスタイルが少なくなってきていることも原因かもしれないという。
増量してしまったという方にも、そうでない方にも、お正月の過ごし方を考える上で参考になるだろう今回の「お正月太り」レポート。詳細はこちら(http://microdiet.net/research/000473.html)からチェックしてみて。