日本を象徴する衣装「着物」は今、観光にやって来る外国人にも人気を集めている。
一般社団法人きものの未来協議会・東京キモノショー実行委員会は、5月2日(水)~6日(日)の期間、「東京キモノショー2018」入場料1200円を日本橋三井ホールにて開催する。 日本最大級の着物ショーとして、昨年は1万5000人を動員した人気イベントだ。
特に盛況なのが「キモノスタイル 200」だ。老舗メーカーの伝統技術を駆使した国宝級の着物から最先端のモダンスタイルまでが集結。様々なキモノスタイルが一度に見られる機会はほかにない。
日本の伝統文化である能や歌舞伎・鼓・琵琶・落語・日舞・三味線などが楽しめる「和事ステージ」は、子供から大人まで存分に楽しめるステージだ。
デザイナーであり人形作家でもある中原淳一氏と人形作家の宇山あゆみ氏、デザイナーの西岡ペンシル氏のコラボにより、中原淳一氏の着物の世界を再現。原画やグッズショップなども展開する。
初めての人でも参加できるお茶席「ひかりの茶会」にも注目したい。本物のお点前と空気感が気軽に感じられ、光の演出を使った前衛的でイマジネーション溢れる新しい形の茶会を楽しむことができる。
最も人気を集めるのは「黒留 NIGHT™」。最高礼装である「黒留袖」の装いが一堂に会するパーティーだ。パンク・ロックな洋服ミックスコーデから正統派まで、様々なジャンルの黒留袖が集結する。日本橋の街を「花魁道中」さながらに練り歩く「黒留道中」やファッションショーも開催する。
その他、全国の和職人が腕を競うコンテストや、池坊の華道作品とのコラボ、染織作家による空間演出など、着物の町日本橋で一日中楽しめる企画が満載の同イベント。今年のGWは、日本の文化と伝統を肌で感じながら世界に発信する体験をしてみては?