2017年、リンダ・グラットンさんの著書『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)――100年時代の人生戦略』がベストセラーになり、「人生100年時代」が新語・流行語大賞にノミネートされた。これを受け、「アクサ生命」では、「人生100年時代」に関する意識調査を実施。調査対象者は20~60代の男女1000名。
調査では、半数が「人生100年時代」をポジティブに捉えているが、老後の生活については6割が悲観的であることが明らかになっている。その中でも特徴的なのが20代。他の年代に比べると、「人生100年時代」に対して最もポジティブで、老後の生活についても最も楽観的となっており、これからの時代の変化に柔軟に適応していく世代間が垣間見える結果となった。
「100年時代」といわれるからには、100歳まで生きるということが前提になるわけだが、実際に100歳まで生きたいか?という質問に対しては約8割が「そう思わない(あまりそう思わない+まったくそう思わない)」と回答。100歳まで生きたいという人は2割しかいなかった。「長生き」は喜ばしいこと、という価値観も変化していることが推察される。
理想的な年の取り方をしている著名人について聞くと、男性の1位は「所ジョージ」さん、女性の1位は「黒柳徹子」さんという結果に。自分らしい生き方を選択し、体現している姿勢が幅広い層の支持を集めているのかもしれない。
人生100年。先のことは誰にもわからないけれど、ライフプランを立てるといった準備はできるはず。もしものときのために、プロの力を借りてそなえておきたいものだ。
『特設サイト「人生100年の歩き方」』
( https://www.axa.co.jp/100-year-life )