2013年、アメリカ政府の「大量監視システム」が暴かれ、世界が激震した「スノーデン事件」。
当時29歳のエドワード・スノーデンは、自らの危険を顧みず、アメリカ政府があらゆる通話、SMS、メールを秘密裏に収集しようとしていることを告発し、世界最強の諜報組織・NSAとCIAを敵に回した。
あれから6年。スノーデンが、いかにこのシステム構築に手を貸し、なぜそれを暴露しようとしたのかを自ら初めて語る待望の自伝「Permanent Record」(原題)が9月に刊行され、全世界の大きな注目を集めている。
そしてついに、日本語版「スノーデン 独白 消せない記録」1900円(税抜)が河出書房新社より11月30日(土)に発売となる。
現在、本書収録の内容から、スノーデン自身による序文と、訳者・山形浩生氏による訳者解説が「Web河出」にて無料公開中だ。衝撃の暴露まで待ちきれないという人は、ぜひチェックしてみて。
諜報組織の中心部でキャリア形成した彼が突きとめた秘密、そして葛藤と決断とは…。過去に例を見ない第一級のドキュメントは、読書の秋に外せない一冊となりそうだ。
Photo(C)Lindsay Mills 2018
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