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奈良・大和の歴史を知る!九州国立博物館「しきしまの大和へ-奈良大発掘-」

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「九州国立博物館」4Fの文化交流展示室 第2・3室にて、7月28日(火)~12月20日(日)の期間、開館15周年記念特集展示「しきしまの大和へ-奈良大発掘-」が開催される。

同展では、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品から、特に縄文~中世の出土資料の優品を展示。1章~5章に分けて、外来文化を受け入れながら独自の文化を形成した日本の姿を紹介していく。

1章「くにづくり前史」

1章「くにづくり前史」では、縄文時代から王権成立までを、「狩猟採集社会」「農耕文化の定着」「異文化との接触」の観点から紹介。


「土偶 観音寺本馬遺跡 縄文晩期 橿考研蔵」や「流水文銅鐸 伝奈良県 弥生中期 個人蔵」といった貴重な展示も行われる。


なお、「流水文銅鐸」は9月27日(日)までの展示となるのでお見逃しなく。

2章「王権誕生と外来要素」

2章「王権誕生と外来要素」では、「中央と地方の成立」「前方後円墳の出現」「遠隔地素材の支配」の観点から、大和王権の誕生と国内統一を紹介。


「瑪瑙製勾玉 新沢千塚500号墳 古墳前期 橿考博蔵」が展示される。

3章「国家形成と渡来文化」

3章「国家形成と渡来文化」では、最新の文化や技術による大和の伸長を「渡来技術による革新」「王権伸長の源泉」「往来の証」の観点から紹介。


展示の「金製垂飾付耳飾 割塚古墳 古墳後期 橿考博蔵」も必見だ。

4章「古代国家成立と外交」

4章「古代国家成立と外交」で紹介するのは、大和が国家として独自の形を創り上げた過程。「宮都造営」「神まつりと仏教」「外交の証」の観点から歴史を垣間見る。


展示は「祭祀具 稗田・若槻遺跡 奈良8世紀 橿考博蔵」。

5章「しきしまの大和ごころ」


5章「しきしまの大和ごころ」では、平城の都が京都に移ってからの大和の繁栄を、当時の生活用品や、「将棋駒 興福寺旧境内 平安11世紀 橿考博蔵」などの遊び道具を通して紹介する。

展示の詳細

文化交流展の観覧料は、一般700円・大学生350円で、高校生以下・18歳未満および満70歳以上は無料。展覧会詳細および新型コロナウイルス感染症対策については、「九州国立博物館」公式HPをチェックしよう。

同展に足を運び、奈良・大和の歴史の息づかいを感じるとともに、ムラから都市、国家へと歩んだ足跡を辿ってみて!

■「九州国立博物館」
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2

※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします

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