手紙やはがきの文面をどう書けばいいか迷ってしまう人も少なくないのでは?そんな人におすすめの書籍『心が伝わる お礼の手紙・はがきマナー&文例集』1000円(税抜)が、主婦の友社から7月28日(火)より発売中だ。
今さら聞けない手紙やはがきのマナー
仕事でもプライベートでも、メールやLINEが連絡方法の主流になっている現代。しかし「格」という点で考えると、メールは略式の手段であり、もっとも正式とされるのは封書(便箋+封筒)だ。
もちろん電話やメールには、すぐに手軽にお礼ができるなどの利点がある。しかしお世話になったお礼や、格式高いお祝いへのお礼などは、手紙やはがきで丁寧に伝えたいもの。同書では、今さら聞けない手紙、封筒、はがきの選び方や書き方のきまりを、わかりやすく紹介している。
時候のあいさつの例も豊富に掲載
また時候のあいさつの例も、豊富に掲載されている。書き出しの文例や結びの文例が充実しているため、手紙の内容や出す時期に合わせて選べば間違いがない。
なお「○○の候」とする場合、感謝の気持ちを伝えるという目的を考えると「酷暑」「酷寒」など「酷い」というマイナスイメージのある漢字はマッチしないという。また葬儀関係のお礼状に「陽春」「爽秋」など明るいイメージの語句はそぐわない。そういった漢字の意味や、印象についても記されている。
幅広いシーンに対応!豊富な文例集
同書では、お中元やお歳暮、お祝いへのお礼、お世話になったお礼など、具体的な文例もふんだんに紹介。おみやげや生鮮食料品、手作り品など、いただいたもの別のお礼状の例や、今回は受けとるが今後は辞退するときのお礼状など、日常によくあるシーン別に細かく文例が作られているのが嬉しい。
また、お見舞いへのお礼や、葬儀・法要に関するお礼は、それに付随するマナーも気になるもの。ケース別オリジナルのあいさつ状の文例は、いざというときにとても心強い。
暮らしのなかの幅広いシーンを想定したお礼状の文例は、使える機会も多いはず。一冊あれば便利な『心が伝わる お礼の手紙・はがきマナー&文例集』を、ぜひチェックしてみて。