江戸川乱歩に興味があるすべての人が楽しめる!辞典形式の書籍『江戸川乱歩語辞典』が、誠文堂新光社より発売中だ。
乱歩にまつわる言葉を辞典形式で紹介
多くの作家から敬愛され、今も読者を魅了し続けている“日本の探偵小説の父”・江戸川乱歩。同書では、そんな乱歩にまつわる言葉を、イラストとともに辞典形式で紹介する。
乱歩作品の登場人物や舞台、名セリフ、小道具などはもとより、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメまで、乱歩本人とその周辺にまつわる「言葉」500語以上を荒俣宏氏監修で掲載しており、読みごたえもたっぷり。
耽美なイラストも見所のひとつ
人嫌いであると同時に社交的、なげやりなのに几帳面、恐縮しながら図々しい、驚くほど世間的な常識人でありながら反社会的なロマン主義者──。
同書では、さまざまなジャンルのキーワードを通じて、そんな乱歩の多面性が浮かび上がる。永井秀樹氏による、耽美なイラストも見所のひとつだ。
「私が愛する乱歩作品ベスト3」も収録
綴じ込み付録には、乱歩を敬愛する著名人による「私が愛する乱歩作品ベスト3」を収録。荒俣宏氏、赤木かん子氏、綾辻行人氏、有栖川有栖氏などによる、さまざまな回答を楽しもう。
『江戸川乱歩語辞典』1600円(税抜)は、誠文堂新光社の書籍紹介ページより購入できる。
ディープな乱歩ファンから、近年の漫画やアニメを通じて乱歩を知った人まで、多くの世代が楽しめる同書をこの夏手に取ってみてはいかが。
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