九州電力宮崎支店と、宮崎県東臼杵郡椎葉村が「上椎葉ダム」の放流シーンをデザインした「上椎葉ダム放流手ぬぐい」を制作!11月24日(火)より、500枚限定で発売中だ。
地域振興の一環として手ぬぐいを制作
九州電力は、「上椎葉ダム」をはじめとするダムや発電所などの電力設備を観光資源として活用するため、これまでダムカードの配布やダムツアーの開催、ダムカレンダーなどのグッズ販売に取り組んできた。2019年度に、九州電力と椎葉村が「上椎葉ダム」にて初めて観光放流を共催した際には、400名を超える人たちが椎葉村を訪れたという。
今年度の観光放流は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となったが、今回、新たな取り組みとして、「上椎葉ダム」の放流をデザインした手ぬぐいを制作し販売することとなった。
愛好家も多い大規模アーチ式ダム
手ぬぐいのモデルになった「上椎葉ダム」は、日本三大秘境の椎葉村に1955年に建設。日本で初めての100m級大規模アーチ式ダムで、その後の日本の土木技術に多大な影響を与えたといわれている。
また、2016年にはダムアワードの「放流賞」を受賞。ダムの愛好家からは「閣下」の愛称で親しまれている。
「上椎葉ダム」の放流シーンをデザインした手ぬぐい
「上椎葉ダム放流手ぬぐい」は、「上椎葉ダム」の特長である、4門あるスキージャンプ式の洪水吐きから流れ落ちる水が、ダム最下部でぶつかり合いしぶきを上げる様子を紺色と白色のコントラストで表現。サイズは900mm×350mmとなっている。
価格は1枚/1,000円(税込)。椎葉村物産センター「平家本陣」店頭および楽天市場ネットショップにて購入することができ、ネット購入の場合は別途送料が必要となる。
利益は台風10号で被災した椎葉村に寄付
なお、九州電力は、手ぬぐい販売による利益の全額に従業員からの募金を加え、義援金として台風10号で被災した椎葉村に贈呈する予定。
ダム愛好家はもちろん、椎葉村を支援したいという人も、この機会に「上椎葉ダム放流手ぬぐい」を手にとってみては。
■「椎葉村物産センター 平家本陣」
住所:椎葉村下福良509-23