見守り対象者が対象駅の自動改札を通過すると、登録した契約者のスマートフォンなどに通知が届くサービス「まもレール」の見守り対象に、「シニア」と「障がいを持つ人」が追加。2021年1月12日(火)からサービスを拡大する。
子どもの見守りサービスとして誕生した「まもレール」
「まもレール」は、子育てと仕事の両立のサポートとして生まれた子どもの見守りサービス。東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京都交通局(都営交通)、東京地下鉄(東京メトロ)、セントラル警備保障は、これまでに同サービス参画に関する基本協定を締結し、首都圏496駅にてサービスを提供している。
改札通過で通知が届くサービス
「まもレール」は、見守り対象者が「Suica」「PASMO」にて対象駅の自動改札を通過すると、契約者のスマートフォンなどの電子メールに「利用駅」「通過時刻」「チャージ残額」が通知される。居場所の確認だけでなく、チャージ残額やお迎え時間の確認などに使える便利なサービスだ。
また、電子メールへの配信のほか、「JR東日本アプリ」のプッシュ通知機能での配信も利用することができる。
シニアと障がいを持つ人もサービス対象に
これまで、“子どもの行動を簡単に見守ることができて安心”という声がある一方、“離れて住む高齢の家族が元気に過ごしているか気になる”、“障害のある家族が一人で学校や職場に通えているか心配”という声が同サービスに寄せられていたそう。
“こうした不安や心配を軽減し、沿線に住む家族の安心や、シニアや障がいを持つ人の見守りをサポートしたい”と、今回、対象者の拡大を決定した。
拡大対象者は65歳以上の「シニア」と19歳以上の「障がいを持つ人」。申込みには、見守り対象者本人の同意書などが必要となる。利用料金は、見守り対象者1人・1通知先の場合で、月額500円(税抜)。
新規入会キャンペーンも実施
入会申し込みは「まもレール」オフィシャルサイトで受付中。また、同サービスに新規で入会の申し込みをした人を対象にポイントプレゼントなどの入会キャンペーンを実施する。
第1弾はシニア・障がいを持つ人の新規申込者を対象に、1月12日(火)~2月14日(日)に実施。第2弾は見守り対象者が小学生から高校生の新規申込者を対象に、2月15日(月)~5月31日(月)に実施。入会方法などとあわせ、詳細は「まもレール」オフィシャルサイトで確認を。