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リンレイと多摩美術大学の産学共同プロジェクト「日本のキレイ」の企画展示開催

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多摩美術大学は、今年4月に東京ミッドタウンに新設した「多摩美術大学 TUB」にて、第4回企画展「日本のキレイ -株式会社リンレイ×多摩美術大学-」を7月26日(月)〜8月5日(木)の期間で開催中。新宿中央公園の「日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ」のデザイン原画を中心に展示する。

日本人の「キレイ」をめぐる価値観を問う

「日本のキレイ」は、70年以上の歴史を持つワックス・洗剤などの老舗メーカーであるリンレイと多摩美術大学の産学共同プロジェクト。日本が世界に誇るべき「伝統的に有する美観・衛生観念」の文化を家庭や社会で普及・継承していくことを目的に啓蒙活動を実施しており、単なる商品紹介にとどまらず、日本人の「キレイ」をめぐる価値観から問い直し、広告・販促・PR・ワークショップなどの提案を行ってきた。リアルなクライアントに向けた、実践型プロジェクトとしての取り組みとなっている。

コンペによるデザイン原画を採用


「日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ」は、リンレイが2018年7月から3年間のネーミングライツを取得していた「区立新宿中央公園」の2箇所のトイレを、日本のキレイをテーマに同社と多摩美術大学で外装・内装をRe:デザインしたもの。“また訪れたくなるような、ワクワクするトイレ”を目指し、デザイン面・衛生面の両面から美観を保つことに努めている。

このたびリンレイが契約を2年延長することとなり、7月16日(金)に外装・内装のデザインを一新。これまでは同プロジェクト参加学生のグループワークを中心にデザインをしてきたが、今回は、デザイン原画をコンペティション形式にて同大学の全学科・全学年から募集した。


「水の広場トイレ」には、生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻4年井上岳哉さんと3年宮崎萌さんの作品『⽔循環でめぐる⽇本のキレイ』が、


「ちびっこ広場トイレ」には、同学科テキスタイルデザイン専攻3年阿部綸花さんの作品『peace』が選ばれた。

同展で「日本のキレイ&TOKYO リンレイトイレ」のデザイン原画や「日本のキレイ」文化を研究したプロジェクトに触れ、「キレイ」への美意識を見つめ直してみては。

■多摩美術大学 TUB
住所:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F

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