瓶入り乳製品の品数日本最多(※)の山村乳業が、同社の瓶入り製品に使用する紙製の蓋を、12月15日(水)より山村みるくがっこう外宮前店・内宮前店にて、一回100円のガチャガチャで販売を開始した。
失われゆく瓶入り製品との接点づくりに
年々加速する瓶入り製品離れ。紙パック容器の誕生以降、瓶容器の需要はまたたくまに低下した。加えて製造側においても、供給コストの観点からやむなく撤退を決める事業者も相次いでいる。
しかし山村乳業では、瓶容器のニーズに応えるべく、瓶容器離れが加速していた2000年代からも商品数を増加させてきた。
そしてこの度、瓶容器の蓋に着目し、様々な人たちと瓶入り製品との新たな接点を作り、瓶容器ならではの価値を今後に残していくべく『山村ガチャ「牛乳瓶ノ蓋」』を発売することとなった。
15種類よりランダムに5種類を封入
商品となる紙製の蓋は、全15種類よりランダムに5種類を封入。
山村乳業の現行品“山村牛乳・山村濃厚乳・山村パスカル・山村コーヒー・山村フルーツ・山村エーデル・山村ヨーグルト・山村ヨーグルトたね菌・山村グルジアヨーグルト・山村豆乳ヨーグルト・山村ぷりん”の11種類に加え、
1960年代に販売していた製品“山村牛乳・山村コーヒー牛乳・山村フルーツ牛乳・山村チョコレート牛乳”の蓋4種類がラインアップしている。
1960年代の4種類については、数に限りがあるため、封入数は少量。その他、山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店、両店で使用できる商品引換券も少量、封入している。
幅広い年齢層が楽しめるガチャガチャ
また、山村みるくがっこう 外宮前店でのテスト販売では、お伊勢参りの観光客を中心に多い日には40人を超える人々が購入。購入者の年齢層によっても初見の感想は異なり、40代~60代の男女は“懐かしい”、10代~20代の女性は“かわいい”と表現していたそう。
さらに、小さな子ども連れで“昔の牛乳は瓶だったんだよ”と言いながら購入するなど、昔を思い返す人もいたという。
昭和の記憶をガチャガチャにとじこめた『山村ガチャ「牛乳瓶ノ蓋」』を、この機会に回してみては。
※同社調べ
■山村みるくがっこう 外宮前店
住所:三重県伊勢市本町13-6
■山村みるくがっこう 内宮前店
住所:三重県伊勢市宇治今在家町字中賀集楽37-3