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SDGs達成に向けて地球にも肌にも優しい酒粕コスメ「INAHOSakeLees」発売

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酒粕を使った商品開発を行う合同会社YOUは、廃棄される酒粕を使ったコスメ「INAHO酒粕化粧水」「INAHO酒粕美容液」を1月11日(火)より発売した。

捨てられるものに新しい付加価値を


同商品は、中身からパッケージまでサスティナブルに作られた酒粕コスメ。酒粕は石川県の銘酒「手取川」を醸ずる吉田酒造のものを使用している。酒粕には、保湿成分や美容成分が多く含まれているのが特徴だ。

同社は事業を通して神社仏閣にお酒を奉納する機会があった。そんな中日本酒という文化に触れ、使うもの全てを使い、廃棄のない作業工程を知った。その中の一つが酒粕だ。酒粕は日本酒の製造過程で1/3は酒粕となってしまう。

酒粕は昔は食べたり保存食を作る等として全て使われていたが、今では廃棄になるものも多いという。

世界ではSDGsが注目されているなか、日本には昔からサスティナブルな文化があった。そんな「捨てるものを使うものに変えたい。そして環境の地球の、使う人の未来を変えたい」とう思いから、同商品が開発された。

持続可能な酒造りを目指す吉田酒造


使用する酒粕は持続可能な酒造りを目指す石川県の吉田酒造のものを使用。吉田酒造の酒造りも添加物などを使わず金沢酵母を使ったりと自然に寄り添った酒造りをしている。仕込み水も霊峰白山から出る100年水を使用。なるべく自然のものを使い、添加物をなるべく使わない酒作りをしている。そんな丁寧に作ったお酒を絞った後に出てくる酒粕もきっと地球にも肌にも良いものだと感銘を受けてここの酒造の酒粕を使うことを決めた。

製造元も自然に配慮

製造元は鹿児島県の大隅半島にある小学校の廃校を工場として利用している。精製も天然成分、自然由来のものを使ってもらい製造した。ここで全て自然由来のものだけを使って美容成分、保湿成分の多い酒粕エキスを抽出してもらった。

また、その他の成分もシロキクラゲのエキスやヒノキのエキスを使い、人工添加物、香料、防腐剤、エタノールも使っていない。ここにも自然の力を借りてコスメを造ってくれる製造元にお願いた。

非木材でできたパッケージ


さらに、パッケージはサトウキビを絞った後の廃棄となるカスをパルプにして、木材を一切使っていない紙を使用。

サトウキビは砂糖、バイオエタノールに絞られた後のカスは廃棄となってしまう。しかしそのカスを利用して紙を作っている五条製紙の紙を利用してパッケージを作った。

この紙は水質汚染につながる漂白で使われる有機塩素化合物を使用しておらず、環境に配慮したバガスパルプ認証も受けている。

同社は今後、廃棄になるものと酒粕を使い、乳液、バスボムなど生活に必要でありながら環境に配慮した商品を開発し、使えば使うほど自然に還元できるシステムを作っていきたいと考えているという。

地球にも肌にも優しい酒粕コスメをチェックしてみては。

公式サイト:https://inahosakelee.official.ec/

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