NHK出版より、家庭で育てるコツ満載の『NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビ (18)ラズベリー ブラックベリー』1,320円(税込)が、2月18日(金)に発売された。
収穫が早いラズベリー&ブラックベリー
「桃栗3年、柿8年」ということわざがあるように、果樹の栽培はとにかく年数のかかるイメージがあるが、“そんなに待てない”“楽しく育てて、すぐに味わいたい”という人も多いのでは。また、大木になる種類では、そもそも栽培できるか悩むこともある。
しかし、ラズベリーやブラックベリーなら、こうした悩みとは無縁。なんといっても収穫までが早く、流通する鉢植えの1本の棒の苗から始めても2年目から、充実した大苗を植えれば植え付けた年の初夏から、収穫して味わうことができる。
植える場所は、鉢でも庭でもOKだ。
大粒で味わいがさらによくなった品種も
また、ラズベリーやブラックベリーというと“酸っぱいフルーツ”というイメージがあるかもしれないが、近年は大粒で味わいがさらによくなった品種も登場。
ラズベリーなら1季なり、2季なりの系統があり、2季なりなら年に2回楽しむことができる。完熟で味わえば甘く、ラズベリーは生果ならではの香りもあり、家庭で育てる価値は十分だ。
各月の作業や管理のポイントがわかる
具体的な毎月の管理は、前作の『よくわかる栽培12か月 ラズベリー、ブラックベリー』より見やすくなり、各月ごとの栽培ポイントを見開きにギュッと収載。その月に行うべき作業や、置き場や水やりなどの管理が、ひと目で理解できるようになっている。
さらに、ちょっとしたテクニックは、作業月に続けて紹介。「いつ、どんな手入れをして育てればよいか」がわかりやすくまとめられており、1年を通しての栽培の流れもイメージしやすい、年間の管理カレンダーもついている。
ベリーの持ち味を生かした素朴なレシピ
そのほか、リニューアルのポイントとして、「病害虫」や「ハウス栽培のコツ」も掲載。一般的に丈夫なラズベリー、ブラックベリーだが、ちょっとしたポイントをおさえることで、さらによい実つきが期待できる。
加えて、料理やスイーツのレシピも8点収載。
“こんなに採れちゃってどうしよう?”と悩むときにも、気軽にチャレンジしやすいレシピをそろえている。
毎日の暮らしに果樹が加わると、“新芽が吹いた”“花が咲いた”“実がふくらんできた!”と、わくわくドキドキするシーンが増えるもの。ラズベリー、ブラックベリーを育てて、日々の暮らしを豊かに彩ってみては。