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第4回電動車椅子サッカーW杯ベスト4へ向け、クラウドファンディングがスタート

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日本電動車椅子サッカー協会は、第4回W杯へ向けて開催する日本代表候補選考合宿ならびに日本代表合宿の費用を募るクラウドファンディングを、4月11日(月)~5月31日(火)の期間で実施している。

足で蹴らないサッカー


「電動車椅子サッカー」とは、電動車椅子に乗って行う“足で蹴らないサッカー”。

電動車椅子の前にフットガードを取り付け、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などで操りプレーする。脳性まひや脊髄性筋萎縮症(SMA)、筋ジストロフィー、頸椎損傷など、手足が不自由であり、手動の車椅子で自力移動したり、歩いたり走ったりすることが困難な比較的重度の障がいを持った選手でも行える数少ないチームスポーツだ。

W杯でベスト4を目指して合宿を実施

2023年10月には、オーストラリアで第4回電動車椅子サッカーW杯が開催される。ベスト4を目指して実施する日本代表候補選考合宿ならびに日本代表合宿では、選手と介助者、スタッフ延べ128人分の交通費をはじめとした経費がかかる。W杯で勝てるチームづくりのために合宿回数が必要となることと、重度の障がいを持つ人が多いため合宿参加時には介助者の帯同が必須となり、選手の人数分より多くの諸経費が必要だ。

協会からの自己資金とスポーツ振興基金(助成金)でも補う予定だが、選手の自己負担を減らすため、今回330万円を目標にクラウドファンディングを実施することとなった。

障がいのある人のスポーツ環境に変化を

選手達が最高のパフォーマンスを示し、W杯で結果を残すことができれば、国内にいる現役選手・ジュニア世代の選手たちの刺激になると同時に、障がいがあるからとスポーツを諦めている人の希望になり、障がいのある人のスポーツ環境に変化を及ぼすことができる。また、世界で戦う選手の姿を見ることで、障がいのない人のマインドセットすら変えることができるのではないかと同協会では考えている。

過去3回のW杯にも出場


日本代表のこれまでの戦績は、W杯第1回が7ヵ国中4位、第2回と第3回が10カ国中5位。

第2回APO杯(アジア太平洋オセアニア選手権)では3カ国中2位となり、2023年W杯出場権を獲得した。

今後の活動スケジュールは、日本代表候補選考合宿を6~9月の期間に3回行い、10~11月に日本代表選手を決定、11~12月に第1回日本代表合宿を行う。

W杯でベスト4を目指す「電動車椅子サッカー」を支援してみては。

READYFOR:https://readyfor.jp
プロジェクト名:電動車椅子サッカー|W杯ベスト4へ向けた日本代表合宿開催のご支援を

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