戦国大名“今川家”ゆかりの名刹・臨済寺は、5月14日(土)~17日(火)の期間、『特別拝観と修行体験』を実施する。
“今川家”ゆかりの禅寺で修行体験を
臨済寺は、静岡市街の北に連なる賎機山のふもとに立つ、臨済宗妙心寺派の禅寺だ。修行の専門道場として各地から多くの修行僧が訪れ、日々修行に勤しんでいる。また、臨済寺は、戦国大名“今川家”の菩提寺でもある。
菩提寺には通常、5月・10月に年2回の一般公開日しか立ち入ることができないが、5月14日(土)から『特別拝観と修行体験』が開催される。
『特別拝観と修行体験』では、約15分の『招福健康祈願』の祈祷、約35分の坐禅体験、約40分の特別拝観が行われる予定だ。
『招福健康祈願』の祈祷では、薬師如来と十二神将を参加者で囲み、雲水達と一緒に祈祷を行う。コロナ禍においても参加者が健やかに過ごせるよう、一人一人の名前を読み上げて、祈願をしてくれるという。
坐禅体験では、雲水達が日々修行に勤しんでいる禅堂にて坐禅を行う。雲水らが巡回しながら、希望者には警策も実施してくれるとのこと。
特別拝観では、臨済寺で修行する雲水の人々に解説してもらいながら、寺内や庭園など寺院内を拝観。普段入ることができない場所や貴重な品々を見れる。
『特別拝観と修行体験』詳細
『特別拝観と修行体験』は、5月14日(土)~17日(火)の期間、昼の部・夜の部の各日2回で計8回行われる。昼の部は14:00~15:45、夜の部は18:00~19:45。夜の部のみ、寺内・庭のライトアップがある。
参加料は一人2,000円で、定員は各回24名程度。参加申し込みは、4月11日(月)8:30より予約サイトで受付中だ。その他詳細は、同イベントのWEBページをチェックしよう。
新型コロナウィルスの感染対策が行われた、ゆったりとした空間の中で、歴史を感じながら修行を体験してみては。
■特別拝観と修行体験
日程:5月14日(土)~5月17日(火)、昼の部・夜の部の各日2回で計8回
時間:昼の部14:00~15:45、夜の部18:00~19:45 ※夜の部のみ、寺内・庭のライトアップ有り
会場:静岡市葵区大岩町7-1 臨済寺
参加料:一人2,000円
定員:各回24名程度(24名×2回開催(昼・夜)×4日間=192名)
申込方法:4月11日(月)8:30より予約サイトで受付中
予約サイト:https://onl.la/sJJMWaU
『特別拝観と修行体験』WEBページ:https://www.visit-shizuoka.com/recommend/details.php?ti=482
※各体験においては、参加者同士の距離を十分に確保し、マスクの着用や手指等のアルコール消毒、換気、三密の回避など、新型コロナウィルスの感染防止策が講じられる。