海と山の異国情緒あふれる神戸の街で、2009年にスタートしたホテルアートフェア「神戸アートマルシェ 2022」が、5月13日(金)~15日(日)に神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて、2年ぶりに開催される。
2年ぶりの開催はオンラインでも実施
第13回目の開催となる「神戸アートマルシェ 2022」は、例年の秋季開催から時期を移し、神戸メリケンパークオリエンタルホテル13Fにて、客室34室を使用して開催される。
これまでアートマーケットの拡大に取り組んできた「神戸アートマルシェ」。オンラインでも購入できる形を模索していたが、アートコレクターやギャラリーのためのWebサービスを提供している「Art Secens(アートシーンズ)」と提携し、オンラインショップも同時開催する。
実業家・遠山正道氏の記念講演会を開催
また、スープ専門店「Soup Stock Tokyo」やファミリーレストラン「100本のスプーン」などを手がけるスマイルズの代表・遠山正道氏を招いて、アートの魅力・可能性・価値についての講演会も開催。
会社でも個人でもアートを購入するアートラバーである遠山氏。アーティストとしてビジネスマンとして両方の顔を持っている遠山氏に、アートからキャッチした感性をどのようにビジネスに活かしているかなどを中心に様々な話を聞くという。
バンクシー作品を出展
さらに、「神戸アートマルシェ 2022」では、バンクシー作品が出展される。現在アートシーンのみならず、ファッションやカルチャーなど多方面から世界的に注目を浴びるアーティストのバンクシー。
世界的なアーティストの社会問題に根ざした批評的な作品「Jack&Jill」(シルクスクリーン)を展示する。
新人アーティストの発掘プロジェクト
未知の才能を発掘し、支援することを目的として公募展「ARTIST meets Art Fair」。入選者は特別ブースで作品を展示でき、ギャラリーとのマッチングを行う。これをきっかけにアートマーケットに注目されたり海外フェア出展などで活躍されているアーティストもいるという。
地域との連携による「Art meets SAKE」
また、酒造メーカーが集まる日本一の酒どころである神戸、灘五郷より、歴史ある銘酒の数々を楽しむことができる。選び抜かれたこだわりの日本酒はいずれも会場で試飲できる。神戸のアートフェアならではの企画だ。
同イベントの入場料は、3日通し券1,000円。新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底して開催されるので、来場の際は協力を。
「神戸アートマルシェ 2022」でさまざまな文化体験を楽しんでみては。
「神戸アートマルシェ 2022」HP:https://www.art-marche.jp/2022/