海外で活躍中のバレエダンサーのほか、日本のバレエ団やフリーのダンサーたちが共演する「バレエアンサンブルガラ2022」が、7月23日(土)に大阪市の「クレオ大阪中央」大ホールで開催される。チケットは、6月3日(金)より販売開始予定だ。
素晴らしい時間をアンサンブル
アンサンブルは、フランス語で「共に、統一、調和」という意味。同公演には、ダンサーや共演者が集い、観客と共に素晴らしい時間を共有できる場であるように、という思いが込められているそう。
コロナ禍で失われた「集う喜び・感情を共有する喜び」をこの場所で感じるとともに、世界各国で躍動する日本人ダンサーの熱い思いのこもった舞台が見どころだ。
初めてバレエを鑑賞する人にもぴったり
同公演では、クラシックバレエの名場面を集めた「バレエガラコンサート・パドドゥ作品」から、海外で活躍するダンサーが実際に現地で踊っている「創作・振り付け作品」まで、幅広い作品が上演される。
バレエファンはもちろん、初めてバレエを鑑賞する人にもぴったりのガラコンサートだ。
素晴らしい日本人ダンサーを知ってほしい
バレエアンサンブルガラのリードダンサーである宮田彩未氏は、公演にかける熱い思いを語っている。
「私自身12年間プロとして海外のバレエ団で踊っていましたが、日本の舞台で公演した経験は1度だけでした。日本で知名度のあるバレエ団に所属していれば日本ツアーで日本の皆様に公演を通してお会いできるのですが、そうでないカンパニーも世界にはたくさんあります。そして、それらのカンパニーで毎日切磋琢磨している素晴らしい日本人ダンサーが大勢います。
そんなダンサー達のことを日本の皆様にもっと知って頂きたい、同じ舞台に出演することでダンサーそれぞれの人柄やバレエに対する姿勢を肌で感じて頂きたいという思いが詰まったバレエガラです。このガラを通してダンサーをもっと身近に感じて頂き、バレエの魅力をたくさんの方にお伝えできれば幸いです。」とコメントを寄せた。
出演ダンサーはほかに、ドレスデン国立歌劇場バレエ・プリンシパルの藤本佳那子氏や、ノーザンバレエ・リーディングソリストの伊藤陸久氏などが予定されている。
2部制の公演
「バレエアンサンブルガラ2022」の予定公演演目は、第1部の「バレエガラコンサート」、第2部の「ドン・キホーテ 第3幕婚礼の場」の2部制で、料金はS席¥8,000、A席¥5,000の全席指定席となっている。
夢の共演となる、注目すべき日本人ダンサーたちの舞台が見逃せない。