電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの「電動マイクロモビリティ」を取り扱うシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開するLuupが、電動キックボードの安全講習会を5月13日(金)に東京ソラマチ ソラマチひろばにて開催する。
当日は、東京海上ホールディングスと本所警察署及び向島警察署の協力のもと、電動キックボードの正しい交通ルールのレクチャーや安全な走行方法が伝えられ、実際に試乗もできる。
電動キックボードの違反走行等が社会問題化
電動キックボードは手軽に密を避けて移動できるモビリティである一方、日本においては交通ルールが不明瞭な中で普及が進み、違法車両や違反走行等が社会問題化している。
このような状態に対処するため、適切なルール整備のための実証実験が政府によって行われ、Luupもその実験に参加してきた。
4月19日(火)には、電動キックボード等の車両区分を新しく定める道路交通法の改正案が衆議院で可決された。しかし、改正法が施行されるまでは現行法に則って乗車する必要があり、「LUUP」のような特例を受けている電動キックボードとそれ以外の車両に関しては、適用される法律が異なる。
また、現在「LUUP」の電動キックボードの交通ルールを守らずに走行している利用者も散見され、加えて、違反走行を行った利用者が警察の取締り対象となり、罰則が発生する例も起きているという。
交通安全講習会やガイダンスを各地で開催
そこでLuupは、4月25日(月)に「交通安全講習会」および「ポートでの乗り方ガイダンス」を展開エリア各地で連続開催することを発表した。
同安全講習会は、その取り組みの一環となっており、今後、違反行為撲滅に向けて安全運転の啓発活動を継続していくという。
走行ルールのレクチャーや試乗体験を実施
東京ソラマチ ソラマチひろばでの安全講習会は、13:30~14:30に開催され、電動キックボードの走行ルールのレクチャーや、電動キックボード利用ガイドブックの配布、私有地内での電動キックボードの試乗体験などが実施される。
料金は無料で、参加特典として「LUUP」のアプリで使用できるライド無料クーポンが配布される予定とのこと。
事前の申し込みは不要
参加条件は、小型特殊自動車を運転することができる普通自動車免許等を持っていること。事前の申し込みは不要で、当日の実施時間内に会場を訪れれば参加可能だ。
服装は、スニーカーなど、足がカバーされていて平らな靴を着用しよう。なお、雨天の場合は、5月20日(金)に延期される予定だ。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策
会場では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、検温・消毒を実施。当日のスタッフは、健康状態の確認・検温・消毒に加え、常時マスクの着用が徹底される。
発熱や体調不良のある人、新型コロナウイルス感染症陽性者及び濃厚接触者、2週間以内の発熱や体調不良などがある人、マスクを着用していない人などは入場できないのでご注意を。
■東京ソラマチ ソラマチひろば
住所:東京都墨田区押上1丁目1 西側出口前 ソラマチ商店街 東京ソラマチ 1F
「LUUP」公式サイト:https://luup.sc/
電動キックボード利用ガイドブック:https://speakerdeck.com/luup_pr/dian-dong-kitukubodofalsegoli-yong-gaidobutuku-luup