神奈川県秦野市に蔵を構え創業154年を迎える「金井酒造店」が、日本酒ベースの梅酒「ウメザケ」720mlの発売を、5月20日(金)より開始した。価格は1,760円(税込)。
まろやかでコクのある濃醇な味わいが特徴
神奈川県秦野市、唯一の蔵元「金井酒造店」は、明治元年に創業。
同店のある秦野盆地は、全国名水百選にも選ばれる神奈川の代表的な名水の里。丹沢山系の伏流水を使って丁寧に醸した清酒で知られ、特に主要銘柄である「白笹鼓」は神奈川県下で広く愛好されている。
麹造りは機械を使わず全て手でつくっている。淡麗辛口酒とはまた違う、まろやかでコクのある濃醇な味わいが特徴だ。
「全国新酒鑑評会入賞」「東京国税局種類鑑評会『純米熱燗部門』優等賞受賞」など、お酒の品質と杜氏の技術は毎年多くの人に評価されている。
蔵自慢の日本酒にじっくり漬け込んだ梅酒
今回発売された「ウメザケ」は、神奈川の盆地、秦野で育った梅の実を使用し、蔵自慢の日本酒にじっくり漬け込んだ梅酒。
糖類には果糖を用い、エイジングした梅酒をブレンドすることで、梅本来の旨味をしっかりと引き出し、上品な甘さと果実由来の酸味が融合した贅沢な味わいを楽しむことができる。
材料の全量に秦野市内の梅を使用しているのもポイント。手摘みにこだわり、蔵の従業員がひとつづつ収穫したのち、丁寧に選別・洗浄し、手仕込みで漬けている。地域の梅の活用を図ることにより、持続可能な社会、SDGsの取り組みにも繋がっている。
装いを新たにオンライン販売開始
作れる量に限りがあるため、従来は秦野市内を中心に販売していたが、今回、要望を受けて装いを新たにし、オンラインでの販売をスタートすることとなった。
ロック、水割りや炭酸割りはもちろんのこと、カクテルやかき氷のシロップなど、「ウメザケ」を様々なスタイルで楽しんでみて!