滋賀県は、「近江の城」の魅力発信事業の一環として、7月17日(日)に「戦国近江と六角氏の城」と題し、3人の専門家によるシンポジウムを国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催する。
佐々木六角氏ゆかりの城を紹介
同シンポジウムでは、近江の戦国時代について紹介し、関東の戦国時代とは異なるその特徴について考えるとともに、佐々木六角氏ゆかりの城を紹介する。参加費は無料だが、事前申込が必要。
滋賀県には約1,300の城跡があり、安土城や彦根城といった巨大城郭から、小規模な城館や砦まで、バラエティに富んでいる。また、武士以外にも僧侶や百姓など、様々な人々が城を築いており、城は、滋賀の歴史や文化の特徴を色濃く反映した、滋賀ならではの歴史・文化遺産。滋賀の城は、滋賀の魅力を伝える地域の宝として全国の人々から関心を寄せられており、多種多様な滋賀の城の魅力を広く発信している。
佐々木六角氏とは
近江源氏、佐々木六角氏は、源平の合戦の戦功により、近江守護職に補任され、織田信長公が足利義昭氏を擁して上洛するまで、約400年にわたって中世近江を統治した。まさに中世近江は佐々木六角氏の時代といえる。こうしたことから県内には佐々木六角氏が居城とした巨大山城観音寺城をはじめとして、ゆかりの城郭が数多く残されている。
シンポジウムの概要
同シンポジウムのテーマは、「戦国近江と六角氏の城」。
内容は、13:35~14:30「近江の戦国時代」の講師は、松下浩氏(滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主幹)。14:30~15:25「六角氏の巨大山城 観音寺城」の講師は、仲川靖氏(滋賀県文化スポーツ部文化財保護課副主幹)。15:25~15:30が休憩で、15:30~16:25「清水山城と高島七頭の城」の講師は、岩橋隆浩氏(滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主幹)。
定員は、300名で、事前申込制の先着順。
参加申込方法
参加申込方法は、FAX・電話・メールに住所(都道府県まで)・氏名(ふりがな)・連絡先(携帯電話推奨)を記入の上、「滋賀県文化スポーツ部文化財保護課安土城・城郭調査係」まで申し込みを。
申込締切は、7月14日(木)午後5時。
「戦国近江と六角氏の城」と題した、3人の専門家によるシンポジウムへ参加してみては。
■シンポジウム近江戦国史Ⅷ
日時:7月17日(日)13:30~16:30
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟417室
住所:東京都渋谷区代々木神園町3-1
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000059463.html