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休職者・離職者が働くきっかけをつくる「しごとの間借りプロジェクト」がスタート

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NIMO ALCAMOは、コロナ禍の環境変化により休職中・離職中の人を対象に、空き店舗を間借りして飲食店で働くことを試す「しごとの間借りプロジェクト」を6月15日(水)より開始する。

しごとの間借りプロジェクト


「しごとの間借りプロジェクト」は、飲食店の空いている時間帯を間借りし、専門家のサポートを受けながら「アルバイトとボランティアのあいだ」という独自の「ワークシェア制度」で飲食店を運営するプロジェクト。

場所を間借りするように、「しごとを間借り」する。普段とは違った世界で働き暮らす自分を試し、働き始めるきっかけを作る。

ワークシェア制度

「ワークシェア制度」とは、雇用契約ではなく、業務委託契約を結び店舗運営を委託する。参加者には時給ではなく、売上の一部を分配する報酬制度を導入。

アルバイトでは無いからこそ余白を作れ、ボランティアで無いからこそ適度な責任感が生まれる。プロジェクトでは、このワークシェア制度を「アルバイトとボランティアのあいだ」と呼んでいる。参加者は業務中の怪我に備えた傷害保険に加入する。

ワークシェアで一人ひとりの業務負担少なく

休職中・離職中の人が段階的に就労のステップを踏んでいけるように、業務をシェアし一人ひとりの報酬は少なくなる代わりに業務負担が減る、独自のワークシェア制度を導入。また、参加者は、自分に合った働き方や暮らしについて探求する対話プログラムも並行して受講する。プログラムにはカウンセラーや公認心理師が伴走し、必要に応じたサポートを行う。

プロの料理研究家がサポート

販売するメニューは料理研究家の立ち会いのもとレシピ開発から取り組む。夏のオープンへ向けて、台湾かき氷専門店、バターカレー専門店を間借りでオープンさせる。

対象者・期間

募集人数は計10名で、対象者は、現在休職中・離職中の概ね18~34歳の若者となっている。

期間は、「第一期」が、6月15日(水)~10月13日(木)、「第二期」が、11月3日(木)~2月23日(木)。また、第一期の参加者は6月10日(金)まで募集する。

プロジェクトの流れ

プロジェクトの流れは、まず個別相談会に参加する。個別相談会の申込みフォームもしくは電話で予約が可能。次は、個別面談だ。参加希望の人へはひとりずつ面談を行う。なお、応募多数の場合は選考となる。

そして、いよいよプロジェクトスタート。メニュー開発から運営まで、専門家の立ち会いのもと店舗の運営を行う(週1~2回)。ポップアップ出店や、過疎地域への出張出店も企画しているという。また、定期的な振り返りの時間として、店舗運営と並行して、自分のキャリアを考える対話や個別面談を定期的に行う(月1回程度)。プロジェクト終了時は、キャリアコンサルタントと4ヶ月間の学びを整理し、次の一歩を踏み出すサポートを行う。

「アルバイトとボランティアのあいだ」である、ワークシェア制度に興味のある人は、プロジェクトに参加してみては。

紹介記事:https://note.com/nimoalcamo/n/na56f5f9c663e

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