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Pascoがひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」へ定期的な寄付を開始

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ひとり親家庭を対象としたフードバンク事業「グッドごはん」を運営する「グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)」は、6月より「敷島製パン(Pasco)」と連携し、定期的に製品を寄付を受ける。同社からは昨年末より、すでに4回ほどパンの寄贈を受けており、この度本格的な連携へ踏み出す。冒頭画像の左が、GNJP事務局長の小泉智氏、右が、Pasco代表取締役専務の盛田兼由氏。

「グッドごはん」とは


「グッドごはん」とは、主に首都圏および近畿圏のひとり親家庭を対象に食品を無料で配付するフードバンク事業。企業や個人の寄付によって集まった、お米やパン、調味料、レトルト食品、お菓子など、約10,000円相当のカゴいっぱいの食品を毎月ひとり親家庭に配付している。

同事業の対象者は、ひとり親家庭等医療費受給者証を持つ、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭で、通常は首都圏または近畿圏の配付拠点に直接取りに来られる人を対象としている。

連携の詳細について


本格的な連携により、Pascoは、毎月1~2回程度、同社商品である、食パン、惣菜パン、菓子パン等、約300個を、「グッドネーバーズ・ジャパン」へ寄贈する。

安定して主食のパンを提供

食生活に欠かせない主食であり、食卓にすぐに並べられるパンは、子育てをする家庭にとって需要の高い食品だ。その一方で、賞味期限が短いため、今までGNJPでは扱うことが難しい品目だった。

しかし、同連携により、Pascoと随時連絡を取ってスケジュール調整をすることで、配付日に合わせた受け取りが可能になった。継続的に毎月寄付をしてもらうことで、安定して主食のパンを提供できることは同事業にとって大きなメリットだ。

価格高騰はひとり親家庭に大きな影響

2022年からの食品や日用品の価格高騰が大きな社会問題になりつつあるが、低所得のひとり親家庭にとってこの影響は大きく、「食費をこれ以上切り詰められないところに値上げなので、量を減らすしかない。」「朝食にパンを買っていたのをやめた。」「元から困っているのがさらに苦しくなり、母は水のみがほとんどです。」といった深刻な声が届いている。

小麦の価格が高騰しているこのタイミングでの継続的なパンの提供は非常に心強いものだ。また栄養面だけでなく、食生活を豊かにする温かみを持つパンを提供できることになったことで、より一層ひとり親家庭の子ども達のこころと身体を支えていくことができると考えているという。

GNJPとPascoの活動の今後にも期待してみては。

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