8月6日(土)開催の第10回中野駅前大盆踊り大会にて、3000人以上の老若男女が「東京音頭」を踊り、ギネス世界記録に挑戦する企画が行われる。
人々・社会が再び元気を出すきっかけに
“生き生きとした日本や地元の唄や踊りを多くの人たちに楽しんでもらいたい”との想いから、2013年にわずか数十名の参加者でスタートした「生演奏を行う中野駅前大盆踊り大会」。そして、中野にかかわる著名人を招いたり、J-POPやDISCO曲等を古典の盆踊りと同じ振付けで踊ったりなど、伝統と改新の融合や様々なチャレンジを毎年行い、地域に愛されさまざまな老若男女が一堂に会する大きな場に成長してきた。
新型コロナ流行前の2019年の第8回大会では、2日間の延べ参加者が二万人に。しかしwithコロナの社会・世界では、世の中が元気になる糸口が見いだせない状態が続いている。
そこで“皆が一丸となって挑戦し、人々・社会が再び元気を出すことに繋がる旗印”を掲げたいと考え、第10回中野駅前大盆踊り大会の一部において「ギネス世界記録 最大の盆踊り」に挑戦することとなった。
3000人以上で東京音頭を踊る
同企画は、3000人以上の様々な老若男女が、各自思い思いの浴衣等の踊り着を着用し音楽に合わせて「東京音頭」を踊り、ギネス世界記録を取る為に一丸となるというもの。
「東京音頭」は、第一次世界大戦の後の不況や関東大震災等で疲弊した日本において、社会の閉塞感を吹き飛ばす元気付の唄として誕生した。東京五輪2020の閉会式で踊られた曲でもあり、“日本の元気を世界にわかりやすく発信する”のにも適した曲として、ギネス世界記録のチャレンジ曲として選出された。
弱った心や社会経済、文化をもう一度活性化
同企画は、通常の盆踊り(19時~21時)の前、16時~19時に実施される。事前登録制で、「東京音頭」を踊れる人なら誰でも参加可能だ。正しく毅然と5分間踊るため、事前に踊りの講習会等もある。各自思い思いの浴衣に草履など、同曲を踊るのに相応しい伝統的な衣装で参加しよう。
現在のギネス世界記録は、八尾市の河内音頭2872人なので、これを越すことを目指す。しかし、今回の挑戦は単に記録を作ることが目的ではなく、この行動が心の元気や社会・経済の活性化、そして地域社会の祭りや行事の再興に繋がることを目的にしている。詳細は中野駅前大盆踊り大会HPで確認を。
「ギネス世界記録 最大の盆踊り」に参加して、記録への挑戦とともに元気と活力を届けてみては。
中野駅前大盆踊り大会HP:https://instabio.cc/nakabon