植物を中心とする天然物より食品、化粧品、医薬品や医薬部外品の原料を製造する丸善製薬は、7月10日の「ブラックジンジャーの日」にあわせ、新商品「クリアブラックジンジャー」の販売をスタートした。
1000年以上前からタイなどで親しまれる植物
ブラックジンジャーとは、1000年以上前からタイなどで親しまれ、現地では膝や腰の関節が痛むときに根茎部を煎じて伝統的に食されている植物だ。
近年ではブラックジンジャーに含まれる成分「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」に、脂肪の減少、脂肪の消費、中高年の歩行能力の維持などの様々な機能があることが確認、報告されている。同成分は機能性表示食品における機能性関与成分として食品に幅広く使用されている。
独自の製法によって従来の課題を解決
同社では、主に健康食品向けの原料として「ブラックジンジャー抽出物」を長く販売してきた。サプリメントの原料として多くの商品に採用され、近年では“ゼリーやお菓子などサプリメント形態以外の食品にも使用したい”との声が多数寄せられていた。しかし、一方でブラックジンジャー独特の風味や、溶解性に関する課題もあったという。
今回発売された「クリアブラックジンジャー」は、独自の製法によって、この独特の風味を低減、溶解性も向上、さらに色調も紫色に近いものから白色に近いものにするなど、従来の課題を解決したことで、より幅広い食品に利用できるようになった。
もちろん機能性表示食品において機能性関与成分となる「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」も規格化している。
様々な食品に使用しやすい新商品「クリアブラックジンジャー」に注目だ。
丸善製薬:https://www.maruzenpcy.co.jp/
※「クリアブラックジンジャー」は丸善製薬株式会社の登録商標です。