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土井木工が、広島県産ヒノキ材を活用した家具をリリース!新宿「MOCTION」にて展示も

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土井木工が、広島県産材を活用した家具をリリースし、東京都新宿区にある国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」にて、8月25日(木)〜9月6日(火)の期間に展示する。

広島県の未利用材を活用した家具を製作

土井木工は、“人と素材にやさしい家具づくり”を理念とし、広島県府中市という自然豊かな土地に1949年3月創業。江戸時代からの伝統である「府中家具」の技術を継承し、上質な家具を製作している。2018年からは広島県産材を活用した商品開発を開始。素材は主に従来使われていなかった広島県の未利用材を中心に活用している。

まるで縁側に座っているような心地よさのソファ


このたび登場するのは、広島の森で伐採されたヒノキ無垢材をソファの座面に使用した「DS11.endai_sofa」W1880×D780×H580/¥341,000(税込)。

今回伐採されたヒノキ材は、アサヒグループが所有する社有林「アサヒの森」より出材したヒノキ材を活用している。「アサヒの森」は、人工林が76%、自然林が24%で、スギやヒノキなどの人工林を管理しながら針葉樹と広葉樹との混交林化を進めるなど、林業の効率化と生物多様性の保全の両立を目指している。


また、ヒノキの枝や葉っぱで染め上げたオリジナルの草木染め張地をクッションに使用。木材を伐採する際に廃棄される木の枝や葉っぱを染料としてアップサイクルすることで、自然素材を余すことなく活用している。

植物の葉や枝などを煮出した液体に繊維を浸して加熱させ、鉄と結合させて発色させる方法(鉄媒染)で染められており、広島県尾道市にある立花テキスタイル研究所の協力の元、尾道帆布にヒノキの葉っぱを染色したクッションを共同開発した。

鉄媒染の原料となる鉄粉は、造船業が盛んな尾道の鉄工所から廃棄される鉄の粉を活用している。

切り株を用いたこどものための椅子


「KABU CHAIR」W295×D287×H380/¥30,800(税込)は、座ることの原風景を切り株を用いて再現した、こどものための椅子。材料には広島県産ヒノキと北海道産タモを使用しており、こどもが手をふれ、傷をつけ、年輪を数えながら愛着を持って使って欲しいと、針葉樹の柔らかさを活かす切り株を座面に採用した。伝統的な背割りの構法を用い、割った部分にエポキシ樹脂を入れることでデザインアクセントとしている。


このほか、サイズW295×D295×H380の「KABU BABY CHAIR」¥30,800(税込)と、W1300×D600×H485の「KABU TABLE」¥120,000(税込)がラインアップしている。

広島県の木材や廃棄物を活用した土井木工の家具を、「MOCTION」でいち早くチェックしてみては。

土井木工 HP:https://www.doikagu.co.jp/

■MOCTION
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー5F
営業時間:10:30〜18:30
休館日:祝日除く水曜日

(山本えり)

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