福井県池田町と池田町教育委員会は、池田町考案のウッドスポーツ「ゲッター」の大会「ゲッター選手権2022」を、10月8日(土)・9日(日)に池田町民グラウンドにて開催する。
池田町考案の“木を活かしたスポーツ”
福井県池田町は、日本の滝100選に選ばれた龍双ヶ滝や、
国指定重要文化財・堀口家住宅を有し、人口は約2300人、森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町。心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指している。
また、豊かな森を活かし、守り育て、持続可能な社会を作っていくために、100年後も人と森とのつながりを紡いでいくことを目的とした「木望の森100年プロジェクト」を推進。そのなかで、平成29年に“木を活かしたスポーツ”である「ウッドスポーツ」として、「木ッター」「立ッター」「ゲッター」の3種を考案した。
今回は、長い下駄を履き直線コースを駆け抜ける「ゲッター」 の大会を開催。人と人とのつながりをはぐくむ競技として生まれた「ゲッター」 が、参加者と町との新しい交流を生み出すことを目指している。
誰でも参加可能で交流会も開催
大会は、8日(土)に予選、9日(日)に本戦を行う。4人1チームの「ゲッタークワッドの部」は参加費が1チーム2000円、2人1チームの「ゲッターペアの部」は参加費が1チーム1000円。いずれも24チームを募集する。両方へのエントリーや、交代メンバー1名の登録も可能だ。参加者は、もれなく予選・本戦ともに参加できる。
予選終了後には、参加選手と池田町大会関係者の親睦を深めることを目的に、レセプション(夕食会)も実施。廃校になった小学校をリノベーションした「農村de合宿キャンプセンター」にて、池田町の風土料理を中心とした「池田・食のバイキング」を楽しめる。参加費は1人2000円。
また、賞状盾やメダルは「木製」のオリジナル、副賞は池田町特産品が用意される。
同大会には、健康な人であれば、年齢・性別・国籍問わず誰でも参加可能。なお、18歳未満の場合は保護者の同意が必要だ。申込受付は9月16日(金)まで。詳細は池田町公式サイトのイベント詳細ページにて確認を。定員になり次第受付終了となるので、興味のある人は早めに申し込もう!
パックンマックンも登場
同大会の大会名誉会長には、結成25年、アメリカ人と日本人の異国コンビのパイオニアとして、テレビをはじめとしたメディア、イベントなど多岐にわたり活躍している「パックンマックン」が就任。本戦に参加し、参加者とともに大会を盛り上げる。
パックン(パトリックハーランさん)は福井県とゆかりが深く、2005年「福井ブランド大使」、2016年「福井市観光大使」に就任。マックン(吉田眞さん)とともに 2019年パラ応援大使にも就任している。
町と交流し、存分に池田町を満喫することができる「ゲッター選手権2022」に参加してみては。
イベント詳細:https://www.town.ikeda.fukui.jp/kurashi/bunka/1416/p002421.html
■池田町民グラウンド
住所:福井県池田町稲荷6-1
■農村de合宿キャンプセンター
住所:福井県池田町菅生 23-42
(山本えり)