開店当初よりSDGs推進の取り組みを続けてきたヘアサロン「utari」は、オープン2周年記念企画として、京都府京丹後市の野間地区で生産されたお米を9月中の来店者全員にプレゼントする。
美容師の価値を高める挑戦
サロン事業やヘアメイク事業を手がけるmotoは、アイヌ語で家族を意味する「utari」を、北海道出身の代表・松本善人氏のプロデュースで2020年9月に開店。美容業界のスタートアップ店舗として美容師の価値を高める挑戦をスタートした。日本SDGs協会パートナー会員でもあるmotoは、美容サロンで働く人の終身雇用とライフプランをサポートすることを使命に、100年以上続く企業を目指している。
美容業界でSDGsを推進
日本のSDGs実現のためには、地域社会と都市部の連携が不可欠だ。そこで、「utari」では『他の美容室においても再現性が高いSDGs推進活動の開発と普及』『美容業界の枠組みを超えた地方創生への貢献活動』の二つの軸で取り組みを進めることを決意。
他店舗でも再現可能なSDGs推進活動を開発して業界内で普及させ、同時に従来の美容業界が掲げるSDGsの枠組みを超えた、より直接的に地域社会の活力を高める企画でSDGs実現を牽引する存在を目指していく。
1周年記念では、フェアトレードのオーガニックコットンを使用したオリジナルTシャツを販売し、原産地カンボジアの子ども達を支援。利益は全てSDGsの運営に活用した。現在もSDGsのための8つの取り組みを継続しており、公式Instagramにて公開している。
限界集落のお米を記念品に
今回は、より直接的に地域社会に貢献するアプローチとして、日本を支える第1次産業である「稲作」に着目。日本の稲作が抱える慢性的な課題である『後継者不足』『低い生産性』を解消することがサステナブルな地域社会の創造に繋がると考え、京都の限界集落である野間地区の農業と都市部にある美容室の革新的なコラボを実施することとなった。
「utari 2nd anniv × 野間 -NOMA-【限定ラベル】300g」は、野間地区で生産された幻のお米「野間 -NOMA-」を区画オーナーとして「utari」が買取り、コラボ限定パッケージ品として開発したもの。オープン2周年記念として9月中の来店者に配るほか、ECサイト「utari presents」(BASE)でも販売し、米農家の所得向上による地域社会の活力強化に貢献する。
この機会に「utari」を訪れ、地域社会の活力向上に挑む取り組みに触れてみては。
■utari
住所:大阪府大阪市浪速区桜川1-7-30 湊町リバーライズ1階
URL:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000501485/
ECサイト:https://utari0901.base.shop/
(山本えり)