四国遍路は、四国の伝統技術を継承する職人集団が制作する最高品質オーダーメイド納経帳・御朱印帳「千年帳」を9月23日(金)に発売する。
四国の伝統文化・技術がつまった「千年帳」
「千年帳」は、四国の伝統的な文化・技術を受け継ぐ職人がオリジナル開発した材料を、完全受注生産オーダーメイド方式の手仕事で仕上げるプレミアムな納経帳・御朱印帳だ。
メイン材料である「土佐手漉和紙」は、1000年以上前から製造されていた歴史をもち、1000年もつともいわれる高い保存性や独特の意匠性から、現在は主に貴重な文化財の修復に利用される、最高峰の和紙。同製品には御朱印が美しく映え、書き手が書きやすいオリジナルの本紙を新規開発し使用している。その他の素材・工程も、それぞれの専門技術を持つ四国の職人が、最高品質の納経帳・御朱印帳を仕上げるために長い期間をかけて試行錯誤し、完成した。
また、四国の情景や文化をテーマにしたデザインの表紙を四国の伝統的工芸品の職人がオリジナル開発。その他、しなやかで軽く耐久性にも優れる古来の和綴じ手法で紙資料保存修復士が製本し、題せんや名入れは仮名文字を得意とする書家が一筆一筆手書きでしたためるなどの特長がある。
自分だけの一冊をオーダーメイドで注文
同製品は、自分だけのオリジナルデザインの納経帳・御朱印帳が欲しいという要望に応え、WEBサイトでオーダーメイド方式の注文が簡単にできるようにし、職人が購入者だけの一冊を完全受注生産で仕立てる。
いろいろな想いをもって寺社を巡る人々に寄り添う一生ものの一冊として、そして御朱印の芸術性に惹かれ旅の思い出としてコレクションする人々の遊び心をくすぐる一冊として、既存の納経帳・御朱印帳では満たせなかった要望を満たすことができる新しいコンセプトの商品だ。
四国の職人集団が想いを込めて制作
「千年帳」の制作に携わるのは、土佐手漉和紙職人の田村寛さん、田村亮二さん、讃岐染匠の大野篤彦さん、紙資料保存修復士の一宮佳世子さん、書家の廣瀬和美さん。
同製品に関わる四国の職人たちは、伝統的な文化や技術を継承し発展させることに真摯に取り組んでいるが、時代の変化でそれぞれの産業は縮小を続けており、担い手の不足も深刻だという。「千年帳」を通じ、伝統的な産業の魅力を伝えたいという想いも込められている。
「千年帳」注文方法
「千年帳」は9月23日(金)より正式販売されるが、9月8日(木)よりテスト販売を開始している。
注文は「千年帳」WEBサイトで受付。注文方法は「表紙」「本紙」「サイズ」「ページ数」「付属品」から好みのパターンを選択し、組み合わせることでオリジナルの一冊に仕上げるセミオーダーと、希望に応じた完全オリジナルの一冊に仕上げるフルオーダーの2パターンがある。価格はセミオーダーの場合、およそ10,800円~60,000円(税別)。詳細は、公式サイトにて確認しよう。
自分用にはもちろん、大切な人へのギフトにもぴったりな「千年帳」。四国の伝統が詰まったプレミアムな一冊をオーダーしてみて。
「千年帳」WEBサイト:https://www.sennencho.jp/
「四国遍路」公式サイト:https://shikokuhenro.co.jp/
千年帳 商標登録第6527112号 商標権者:株式会社四国遍路
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