台湾漫画邦訳プロジェクト第1弾として、「PICK UP PRESS」が、デジタルコミック『蘭人異聞録―濱田彌兵衛(はまだやひょうえ)事件―』(著・Kinono、翻訳・黒木夏兒)の配信を、9月17日(土)にスタートした。
日本と台湾が協力した知られざる歴史的事件
『蘭人異聞録―濱田彌兵衛事件―』1,540円(税込)は、日本と台湾が協力した知られざる歴史的事件を描いたマンガ。
世は江戸時代。欧米列強は世界へ進出し、アジアの植民地支配を進めていた。台湾もその大きな波に飲み込まれ、オランダによって支配されつつあった。
列強の影響力を受け入れざるを得なかったその時代に、実は台湾と日本が協力し、オランダを打ち負かした知られざる事件があった。
その名も「濱田彌兵衛事件」(「浜田弥兵衛事件」「タイオワン事件」とも呼ばれる)。
長崎出身の日本人・濱田彌兵衛が中心となり、迫りくる列強の支配に台湾と日本で一矢報いたのだ。
『青天を衝け』でも話題となった濱田彌兵衛
NHK大河ドラマ『青天を衝け』でも取り上げられ、話題となった濱田彌兵衛。
しかし、その人物と、その名を冠した事件の知名度は低く、取り上げた書籍は日本ではほとんど出版されていない。
注目作が遂に邦訳
この知られざる事件の顛末を、台湾人の漫画家・Kinono氏が描き、日本で日本国際漫画賞入賞、台湾で金漫賞漫画新人賞ノミネートされた注目作が遂に邦訳。
現在、「PICK UP PRESS」販売サイトにて配信中で、10月1日(日)より、その他電子書籍サイトでも配信がスタートする。
日本と台湾との協力の原点でもある事件を、漫画で読んでみては。
PICK UP PRESS:https://corp.pick-up-press.com/
(佐藤ゆり)
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