日本介助犬協会のニュースをお届け。「ANAのふるさと納税」に初掲載となった話題とイオンペットの社会貢献「絆キャンペーン」を紹介しよう。
困難を抱える方々に犬を通して笑顔を届ける活動を支援
日本介助犬協会が、「ANAのふるさと納税」に初めて掲載されることになった。
協会の活動費用は9割以上が寄付でまかなわれており、ふるさと納税を通して寄せられた寄付は協会の活動全てに活用される。募集期間は、12月31日(土)23:59まで。返礼品は「シンシアの丘チャリティーグッズセット」などとなっている。
愛知県長久手市に拠点をかまえる同協会は、手や足に障がいのある方の日常生活をサポートする介助犬の育成普及啓発活動をメインに行い、犬を通して困難を抱える方々へ笑顔を届ける活動にも力を入れている。長久手市は2018年度より「ふるさと応援活動支援事業補助制度(ふるさと長久手寄附金)」を活用し、協会の活動を支援している。
今年は今まで実施していたふるさとチョイスに加え、新しい窓口として「ANAのふるさと納税」にも掲載。担当職員は「窓口を広げることで多くの方に介助犬について知っていただく機会となり、またそれが支援に繋がると嬉しい」と話す。
「ANAのふるさと納税」の特徴は、寄付のお礼に、ANAから寄付金額100円につき1マイルが貯まること。また、ANAカードで寄付をすると、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに寄付金額200円につき1マイルが貯まる。つまり、マイルが最大3倍※貯まることになる。
詳しい情報は、「ANAのふるさと納税」のページもチェックしてみて。
ANAのふるさと納税:https://onl.bz/gVfK5Ra
※ANA VISA プラチナプレミアムカードの場合
詳細はこちらから確認を ANAのふるさと納税とは:https://furusato.ana.co.jp/guide/about/
イオンペットの社会貢献「絆キャンペーン」
イオンペットは、9月20日(火)~26日(月)の期間の動物愛護週間に伴い、9月1日(木)~30日(金)の期間、全国の「ペテモ」にて、「絆キャンペーン」を実施している。同キャンペーンでは、店頭とオンラインストアでの購入商品数、および、グルーミングサロンのオプション利用件数につき1円換算した総額が、日本介助犬協会を含めた2団体へ寄付される。
同キャンペーンは、2013年より始まったイオンペットの社会貢献の取り組みで、今年で10年目となる。節目の年ということもあり、昨年まで一部メーカーのみだった対象が、今年は全メーカーになるなど、更に規模を拡大して実施している。
また、キャンペーンの実施だけではなく、全国に58ペアしかいない介助犬を知ってもらう機会として、9月17日(土)にイオンモールナゴヤドーム前店にて介助犬啓発の場を提供。協会職員が介助犬PR犬を伴い、介助犬デモンストレーションや作業体験の実施、店内を歩く歩行デモンストレーションが行われた。
介助犬は、手足の不自由な方の手助けをする犬。2022年4月現在日本全国では58ペアと頭数が少なく、認知度が低い現状がある。介助犬は落としたものの拾い上げ、着脱介助、緊急時の連絡手段の確保などさまざまな作業を行うが、肢体不自由者一人一人に合わせてオーダーメイドにトレーニングを行うため、育成に時間も費用も掛かる。
ふるさと納税やお買い物を通して、同協会の活動を知りサポートしてみては。
日本介助犬協会:https://s-dog.jp/
(ソルトピーチ)