医療用品メーカーのダイヤ工業は、車いす卓球の島也博明選手と8月にサプライヤー契約を締結し、同社製品、オーダーメイド品を提供する。
支援のきっかけ
島也博明選手は握力が弱い為、卓球をする為にラケットを手にバンドで固定する必要がある。競技を長く続ける為に、現在使用しているバンドより少しでも良い製品を開発できないかと、同社に連絡があったことが今回の支援のきっかけになったという。
同社としては、固定用バンドが機能しなければ支援にはならない為、複数回試作品を作成し、徐々に仕様を固めていき、島也選手専用のラケット固定バンドが完成したそうだ。今後は島也選手が同社の製品開発モニターに協力することも決まった。
また、同社の支援内容は、島也選手専用ラケット固定バンドの作成と提供の他、「車いす用グローブZEROショート」の提供、「ラインアップサポーターひじ用」の提供となる。
島也博明選手のコメント
同社、提供製品について島也選手は、「耐久性の向上、軽量化、負担を軽減することに成功しました。しっかり固定することができ、以前使用していたバンドより、球の弾みを抑えることができ大変満足しています。これからもずっと使い続けていきたいと思います。ありがとうございます」と個人の感想を込めてコメント。
島也博明選手の今後の抱負
また、島也選手は、「まずは今年の第14回全日本パラ卓球選手権大会で2連覇を達成することです。国際試合でメダルを獲得し世界ランク15位内を目指し、2024年にパリで開催予定の国際大会へ出場し、金メダルを獲得することです!!」と抱負を語っている。
島也博明選手の活躍と、サプライヤー契約を締結したダイヤ工業のサポートに注目してみては。
(角谷良平)
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