シェアが企画する九州のローカルブランド「ローカルTシャツ」主催の「第2回 九州Tシャツデザインコンテスト」にて、グランプリ1作品と優秀作品10作品が決定。グランプリ作品は商品化され、年内に発売されるという。
「ローカルTシャツ」について
「ローカルTシャツ」は、九州を題材に普段着できるご当地Tシャツを企画・販売する九州のローカルブランド。
同ブランドは、「NEWYORK」や「PARIS」などのロゴTシャツを着るように自分の街のデザインを着たい、というコンセプトでデザインTシャツを企画している。各地のクリエイターやTシャツ工房とコラボレーションし、商品を企画生産しており、クスッと笑えて会話が生まれるような商品を目標にしている。
応募総数320作品
そんな「ローカルTシャツ」が企画する“九州Tシャツデザインコンテスト”は、イラスト・写真・テキストなど応募方法を問わないため、自身でデザインを作れなくてもアイデアを応募できる。
2回目の開催となる今年は、“九州をたのしく”というコンセプトのもと、九州にゆかりあるクリエイターを中心に全国から320作品が集まった。
中には、方言をデザインしたり、名物や名産をデフォルメしたもの。地元の方しかわからないようなマニアックなテーマをデザインするなど、本格的なイラスト作品から、クスっと笑えるパロディー作品まで登場。
グランプリ作品は、偉人をコミカルに
応募作品のなかからグランプリに輝いたのは、「我らレペゼン九州!」と題した“はりーさん”による作品。西郷隆盛、天草四郎、加藤清正、大久保利通、黒田官兵衛、福沢諭吉、フランシスコ・ザビエル、篤姫、シーボルトが作家独自のタッチで描かれている。九州は日本の歴史に大きな影響を与えた偉人を多数排出している。“レペゼン”は「〜を代表する」といった意味合いで用いられることが多く、この偉人らに対して「九州を代表する」と作品名が付けられている。
優秀作品を紹介
また、優秀作品10作品も決定。受賞作品の一部を紹介しよう。
ご当地ハンバーガーの火付け役的な存在である長崎の「佐世保バーガー」をテーマにした作品や、
「美味しいものを食べているときが一番楽しい」というメッセージの作品「めんたいちゃん(作者:しゅが)」、
国際競技大会のエンブレムを九州の題材で表現した「九州万歳(作者:クサヤマ)」などが優秀作品として選出された。
その他の受賞作品は公式サイトにて確認を。
グランプリを受賞した「我らレペゼン九州!」は商品化され、年内を目処に「ローカルTシャツ」の公式サイトならびに、ポップアップストア、取扱店で購入にて、予定価格2,750円前後で購入できるようになるというので、そちらも併せてチェックしてみて。
九州Tシャツデザインコンテスト 結果発表:https://local-t.com/blogs/info/award2022
「ローカルTシャツ」公式サイト:https://local-t.com/
(Higuchi)