「マネーフォワード」は、「静岡中央銀行」のユーザー向けに、スマートフォン用通帳アプリ「静岡中央銀行 かんたん通帳」を開発し、10月3日(月)から提供している。
「静岡中央銀行 かんたん通帳」
「静岡中央銀行 かんたん通帳」は、ITツールに不慣れな人でも簡単に口座入出金履歴や残高情報を確認できるアプリだ。
「静岡中央銀行 かんたん通帳」には、紙の通帳をつかわない無通帳口座へ切り替えができる「無通帳申し込み機能」も搭載されており、ペーパーレス化の推進によって金融機関側のコスト削減にも寄与する。
「通帳アプリ」について
「通帳アプリ」は、同社が金融機関のユーザー向けに提供している「マネーフォワードFintechプラットフォーム」上のサービスで、金融機関の口座を持っているユーザーが、口座の入出金履歴や残高情報を紙の通帳のように閲覧できるアプリ。
「通帳アプリ」は、口座情報が自動で更新されるため、記帳の手間なく、いつでもどこからでも簡単に最新の情報を確認できる。また、金融機関によって異なるが、データの保存期間は永年保存も可能なため、過去の通帳を保管する手間がなくなる。
加えて、アプリ上で金融機関からユーザーへキャンペーンなどの知らせが送付できるため、金融機関にとっては通帳発行にかかる印紙税や、ユーザー向けの各種案内書面送付といった管理にかかる郵送費などのコスト削減が実現できる。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、外出機会の減少やデジタルツールの浸透により「通帳アプリ」の需要が高まっている。「通帳アプリ」は、これまでに「静岡中央銀行」を含む19の金融機関で導入されている。
同社はこれからも、サービスを通して金融機関の業務支援を強化すると共に、金融機関を利用のユーザーの利便性向上に貢献していくという。
「無通帳申し込み機能」について
「無通帳申し込み機能」は、金融機関のユーザーが窓口に出向くことなく、アプリ上で紙の通帳を使用しない無通帳口座への切り替えを申し込める機能。
金融機関は同機能を通じて通帳発行におけるコスト削減が可能になり、「通帳アプリ」の利用者のうち約半数が無通帳口座に切り替えを完了している金融機関もあるそうだ。
「マネーフォワードFintechプラットフォーム」
「マネーフォワードFintechプラットフォーム」は、資産データや決済データを収集・蓄積・分析し、金融機関をはじめとする「Money Forward X」のクライアントと共に顧客である個人や法人にサービスを届けるプラットフォーム。「Fintech」企業をはじめとするパートナー企業の提供サービスと連携することも可能だ。
「静岡中央銀行」のユーザーは、スマートフォン用通帳アプリ「静岡中央銀行 かんたん通帳」を利用してみては。
「静岡中央銀行」公式サイト:http://www.shizuokachuo-bank.co.jp/
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(角谷良平)