京都市の町家を改装したカフェ&バー 結(むすひ)は、10月28日(金)~11月3日(木)の期間、食と演劇を掛け合わせたイベントを開催する。
「ご縁が産まれる」シェアキッチン
同店は、京都市左京区にあるシェアキッチン。もとは米問屋だった築150年の建物を、京都の古民家再生の一環としてリノベーションしている。
内装・庭のデザインから施工まで、オーナーと結応援チームがボランティアとして実際に壁の漆喰を塗るところから始め、2021年にオープンするまで数度のリフォームを経たという。
現在は、「ご縁が産まれる場所」をコンセプトに、キッチンスペース及びギャラリー、セラピスト向けの施術スペースの貸し出しと、週末のカフェ&バー 結としての営業が行われている。
リフォームの参加者同士、店での食事や日本酒会などのイベントを通じて様々な縁を結んできた。
苦境続く飲食・演劇業界を京都から盛り上げたい
現在、外食産業では客足が戻りつつあるものの、コロナ禍以前の2019年比で、ディナーレストラン部門は80.6%、パブ・居酒屋部門では53.3%の売上に留まっている(2022年8月25日リリース 日本フードサービス協会の調査による)。
また、演劇業界でも多くの公演が中止になるなど、新型コロナウィルス感染症により大きな影響を受けている。そうした現状の中、同店は、新しい食の楽しみ方を広く味わえる場を提供したいと考え、10月28日(金)~11月3日(木)の期間、芝居と食事を交互に楽しむ食のイベントの開催を決定した。
同イベントは、昼は12:00開演、夜は19:00開演となっている。興味がある人はチェックしてみては。
■カフェ&バー 結
所在地:京都市左京区頭町366
京の器と演劇ごはん:https://engeki-gohan.hp.peraichi.com/
(オガワユウコ)