筑波観光鉄道が運営する筑波山ケーブルカーにて、秋のイベント列車「ストーリーテラー’s レールウェイ」~8分間の朗読ばら列車~が、10月13日(木)~11月10日(木)の期間開催される。
花束の鉄道「バラのアート トレイン」
日本百名山・筑波山を彩る、アートフラワー花束の鉄道「バラのアート トレイン」は、車内をアートフラワーで装飾し、電車の顔となる看板「ヘッドマーク」もイベントに合わせた期間限定デザインを用いるなど、行楽の秋、芸術の秋、読書の秋が一度に楽しめる「秋の筑波山」を演出する。
筑波山は、男体山と女体山2つの峰が連なり、日本百名山で最も標高が低く、気軽に登山を楽しめる傍ら、ケーブルカー、ロープウェイの利用によって、それぞれの山頂を目指すことも可能だ。
さらに、古くから山全体がご神体として信仰され、パワースポットとしても人気がある。
約1カ月限定の秋のイベント列車
なかでも複数のパワースポットが集まると言われる、筑波山中腹に鎮座する筑波山神社から、男体山の山頂近くまでを結ぶケーブルカーを、約1カ月限定で秋のイベント列車として運行。
今回の、「ストーリーテラー’s レールウェイ」~8分間の朗読ばら列車~では、“列車が小さな劇場に”なり、筑波や茨城の民話を、声優や劇団員が読み聞かせてくれるという。
イベント用に新たにアレンジしたストーリー
題材は、過去のストーリーをベースとしつつも、今回のイベント用に新たにアレンジした、誰でも親しみやすい内容。
読書の秋を山頂へ向かう列車の中で楽しむことのできる「8分間の朗読列車」を楽しんで!
“茨で城の守りを固めた”という伝承から「茨城」という地名が残り、やがて県名になった茨城県の県花「バラ」を起点とした、車内のアートフラワー装飾にも注目だ。
1日1組の当たりチケットも!
電車の顔となる看板「ヘッドマーク」には、イベントに合わせた期間限定デザインを採用。
また、筑波観光鉄道として初となる「弁慶七戻り」や、
「ガマの油」、
「しっぺいたろう」といった筑波山における伝説やパワースポットの称をモチーフとした新作デザインの一般・期間限定切符も発券され、
さらに1日1組程度の確率で、当たりチケットも用意されている。
イベント期間中の毎週土日祝に実施
乗車料は、基本運賃「大人」片道590円・往復1,070円/「小児」片道300円・往復540円。
イベント期間中の毎週土日祝、11時台~14時台に出発する「もみじ号」「わかば号」の2車両のうち、通常「もみじ号」として運行する赤色の車両にて実施される。
行楽の秋、芸術の秋、読書の秋が一度に楽しめる、秋の筑波山を訪れてみては。
イベントURL:https://migoto.co.jp/mt-tsukuba/
※荒天などによる欠便の場合があります。
(佐藤ゆり)