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大本山増上寺で建立400年の三解脱門が11年ぶりに特別公開中、史上初の夜間公開も

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東京都港区にある大本山増上寺は、1622年に建立された国指定重要文化財「三解脱門」の楼上を、10月1日(土)~11月27日(日)の期間で11年ぶりに特別公開中。10月12日(水)〜18日(火)の期間は、建立以来400年で初めてとなる“夜間公開”を実施している。

江戸初期から現存する貴重な国指定重要文化財

大本山増上寺三解脱門は、1622年に建立されて以来、増上寺の顔として多くの人々に親しまれてきた。増上寺の諸堂宇のほとんどが災害や戦災により焼失しているなか、三解脱門は江戸初期から現存する貴重な国指定重要文化財であり、東京都で最も古い木造建築の一つでもある。


楼上には、都指定有形文化財の釈迦三尊像及び十六羅漢像等が祀られており、通常目に触れることのない由緒ある仏像を見ることができるほか、外に目を向ければ、江戸時代の人々が眺めたように門前の街並みを見渡すことができる。

11年ぶりの特別公開


2022年は三解脱門が建立されてから400年に当たることを記念し、今回、通常公開されていない三解脱門楼上を11年ぶりに特別に公開している。拝観者は、三解脱門楼上に祀られている仏像の描かれた「釈迦三尊・十六羅漢カード」1枚をもらうことができる。拝観時間は10時~16時30分、拝観料は大人1,000円/中高生500円/小学生以下無料。火曜日は公開休止日となる。

史上初の夜間公開を実施


特別公開中は三解脱門がライトアップされており、夜の東京都心の街並みに朱色の三解脱門が浮かび上がる幻想的な光景を見ることが可能。さらに、三解脱門建立以来初めてとなる今回の特別夜間公開では、日中とは趣の異なる三解脱門楼上の様子を見ることができる。夜間の公開時間は17時30分~21時(最終入場20時45分)、拝観料は大人1,500円/小学生以下無料。

また、1622年10月15日に三解脱門の完成につき落慶法要が執り行われたとの記録があり、本年まさに落慶法要から400年となることから、10月15日(土)11時には増上寺法主台下御親修のもと記念法要を奉修する。

建立400年の三解脱門の特別公開や史上初の夜間公開、記念法要が行われる大本山増上寺に、足を運んでみては。

■大本山増上寺
住所:東京都港区芝公園4-7-35
HP:https://www.zojoji.or.jp/

(山本えり)

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