いけばな草月流は、第103回草月いけばな展「草月ってなんだろう? Whatʼs SOGETSU?」を、日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホールにて、10月19日(水)~24日(月)の期間に開催中だ。
常に新しく自由にその人の個性を映し出す
1927年、初代家元・勅使河原蒼風氏が形式主体のいけばなに疑問を持ち、個性を尊重した自由な表現を求めたことから始まった、いけばな草月流。
草月のいけばなは「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出すのが特徴だ。
いつでも、どこでも、だれにでも、そして、どのような素材を使ってもいけられるのが草月流。いけ手の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいけていく。
また、時代とともに変化してきた草月のいけばなは、それぞれの家庭で楽しむことはもちろん、ウインドーディスプレーや舞台美術など、社会のあらゆる空間に植物表現の美と安らぎをもたらしている。
2027年に迎える創流100周年
そんな初代家元・勅使河原蒼風氏の時代より続くのが、伝統ある草月いけばな展。
約3年半ぶりの開催となる今回は、2027年に迎える創流100周年を見据え、自らを見つめ直す問いかけである「草月ってなんだろう? Whatʼs SOGETSU?」がテーマだ。
入場料は1,000円、中学生以下無料で、開場時間は10:30~19:30。
10月21日(金)は開場時間が15:30までとなり、16:00閉場。24日(月)は、開場時間が16:30で閉場17:00なので注意を。
特別展示も同時開催
また、10月12日(水)~24日(月)の期間、本館1階正面ステージにて、特別展示「初代家元 勅使河原蒼風作品」も開催中。
歴史あるいけばな草月流の作品に触れ、その魅力を感じてみては。
日本橋髙島屋S.C.ホームページ:https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/
いけばな草月流公式ホームページ:https://www.sogetsu.or.jp/
(佐藤ゆり)