「神戸女子短期大学」では、同学の卒業生であり、永年にわたり「神戸女子短期大学」の教育研究活動に貢献のあった西川貴子名誉教授からの寄付金による新しい奨学金制度を開始する。
経済的に厳しい状況にある学生にチャンスを
この制度は、学修意欲があるにもかかわらず、経済的理由により学業継続が困難となった学生への経済支援を目的とする奨学金制度だ。
高い学習意欲をもっているが、経済的に厳しい状況にある学生を応援したい。勉学に励み、自分のやりたいことや将来の目標を見つけてほしいと、母校、そして教え子たちを想う西川名誉教授が寄付を決断したことが背景にある。これにより、短大に限定されたことではないが、国の給付奨学金だけでは対応できないケースを、同奨学金で対応できるようになる。
この制度を利用することにより、アルバイトの時間を減らし復習や予習など勉強の時間にあてられるように。また、修業年限が短い短期大学では、上級生の家計急変は国の修学支援では対応が間に合わないケースもあり、手遅れになることもあるが、そんな学生を一人でも多く救うことができる。
年間10名に1名あたり20万円を配布
配布対象は、経済的理由により学習継続が困難となった学生の中から前期5名・後期5名の年間10名。支給額は1名あたり20万円となっている。
「西川貴子奨学金」の詳細は、同校公式サイトにて確認を。
神戸女子短期大学「西川貴子奨学金」について:https://www.yg.kobe-wu.ac.jp/jc/news-events/2022/news/221024.html
(yukari)
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