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サステナブルな、Yシャツクリーニング用段ボールハンガーのサービスが博多で誕生

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「Yシャツ用段ボールハンガー製品(ハーフタイプ)」

アルサが運営する自然派クリーニング「Solairo Cleaning Factory(そらいろクリーニングファクトリー)」は、「福岡県リサイクル総合研究事業化センター」によるマッチングにより、「大国段ボール工業」と共同で、クリーニング用のYシャツ包装機で使用できる段ボールハンガーを開発し、11月5日(土)より店頭での使用を開始した。

全てのサービスをサステナブルにしたい

段ボールハンガーのクリーニング工程

「Solairo Cleaning Factory」では、「全てのサービスをサステナブルにしたい」との思いから、2月から「大国段ボール工業」と共同開発を開始し、二つの部位を組み合わせることで耐荷重性や再利用性、コスト効率を追求し、10月に「Yシャツ用段ボールハンガー製品」が完成した。なお、同製品は、現在、共同で特許申請中だ。

環境に配慮した製品

段ボールハンガー仕上がり

「Yシャツ用段ボールハンガー製品」は、プラスチック製ハンガーに代替されるもので、各種廃棄物の3R+リニューアブル(再生可能資源への代替)の「リニューアブル」に該当するものとして、環境に配慮した製品となっている。

また、段ボールは、ほぼ100%リサイクル可能な包装材であり、日本の段ボールの回収率は、「全国段ボール工業組合連合会」の調べで95%以上となっており、リサイクル性が極めて高い素材として着目したそうだ。

なお、「Solairo Cleaning Factory」では、従来からプラスチック製ハンガーを店頭で回収する取り組みを行っており(回収・再利用率は約30%)、同じ仕組みで同製品も回収・再利用またはリサイクルする予定だという。

Solairo Cleaning Factory


「Solairo Cleaning Factory」は、環境や肌や衣類にもやさしい自然派クリーニング店として2021年10月に誕生。

水洗いできるものは全て100%植物性の洗剤で洗っており、一般家庭の生活排水の改善・プラスチック容器削減を目的に、その洗剤を店頭で量り売りにてユーザーへ販売している。また、量り売り洗剤類の売上の一部は環境保全団体へ寄附する仕組みとなっている。

現在、博多エリアに4店舗展開しており、7月21日(木)より福岡県および「福岡県リサイクル総合研究事業化センター」と共同で衣類ビニールカバーの回収・リサイクル実証実験を開始している。

「Yシャツ用段ボールハンガー製品」を実用化した「Solairo Cleaning Factory」の今後にも注目してみては。

Solairo Cleaning Factory公式サイト:https://solairo-cf.jp/

(角谷良平)

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